アニメを一気に、みたぞおおおお!
今かい? 今さらなのかい?
当時は最終回の物議とか色々やかましくてちょっと離れていて、そろそろ落ち着いてきたかなーと思って、みました!

めっっっちゃよかった!!

え、よくない? むしろあそこ以外にたどり着くとこある?
もちろん私だって、頭ハッピーセットなハッピーエンドが好きだけど、でもあれがよくないとは思わない!
いい話だった!!

でもエレエエエエエエエン!!

未だに「いってらっしゃい」きくだけでボロ泣きする……してる……。「悪魔の子」も……。
音楽がことごとく合ってる。

もしも明日が来るのなら
あなたと花を育てたい


泣くなってほうが無理って話。
ありえないはなし!

昔にコミックの方の感想(完結前)をこのブログで書いてていま非公開にしていて。
せっかくだから公開設定にしてリンク繋げようかな……と思ったら、エムブロさんがカテゴリの公開設定を何故か反映させてくれないので、サイトの方のページにコピペして繋げますね。

いいんだ……どうせあっちに移動させるつもりだったんだから。なんならあっちのが読みやすいと思う。
べっ、別にエムブロさんを庇ってるわけじゃないんだからっ。勘違いしないでよねっ。
(懐かしい)

で、その記事はこちら ↓ です
進撃の巨人 感想

ここからは、アニメについてー。
いやもう良かったしかないくらいなんだけど、思いつくままつらつらと。書いてこ。
いつもながら思いついたまま書くので話あっちこっち飛びます。

全体通して、メインはやっぱり3人のお話だったなあと思う。
エレンは言わずもがな、ミカサとアルミンも言わずもがな。全員かい。
その中でもアルミンはずーっと中心にいた感じする。
人間は考える葦である、を体現したような人だよね。
考え続けることがアルミンにとっての森を出ること。

喋りながらでも考えろ!!

エレンの原初もアルミンだったりするし。
白夜手前の、「起きてエレン、海を見に行くよ!」の希望に満ち溢れた声とかもう泣けるんだが? 泣いたが?
もう自分は海を見られないだろう、って覚悟してのこれよ。

アルミン、自分のことほんと嫌いだよね。
自分への罵倒キレッキレで笑う。
このクズ野郎 死んじまえ、に始まり、起きろよクズ!! ゲス野郎!! 役立たずー!!

「僕は僕が嫌いだ!
ずーっとお前は僕を裏切り続けてきた!
もらった命も! 期待も! 責任も! 何も! 何一つ!! なんにも返せなかったじゃないか!!」

魂の叫びとはこのことよ。
そりゃ思い詰めるよね。あんな命の繋ぎ方したんだもん。
私だったら卑屈 極めてしまう。

最後まで臆病者以外のなにかにはなれなかった、ってアルミンは思ってるけど、
エレンは お前が勇敢なことなんて、わかってたはずなのに なんだよね。

人か巨人か問われるところ、序盤との対比がすごいよね。
以前とは違う堂々とした主張。
がむしゃらな必死さではなく理知的な頼もしさ。貫禄すらある。
選択が結実した瞬間だよね。

そうなんだよ、アルミンはすげえんだ!
最後だって、アルミンが対話を諦めなかったからジークを引っ張ってこれた。

「世界を救うのは俺でもエルヴィン団長でもない! アルミンだ!!」ですよ。
苦し紛れでもその場限りの言葉でもない、エレンは本当にアルミンのことをそう見ているし、友達として大事なんだよね。
エレンもアルミンもどっちともお互い認めて大事にして頼ってる関係性がすごくいいなあ。

もちろんミカサもね。
ミカサだってあの時 諦めたわけじゃない。でも女性的な部分が強いから受け入れようとしちゃうとこあるんだよね。
そこを揶揄したフロックこそ許すまじね。

というかフロックどうした?
なんか オッス、オラ極右! みたいになっちゃって。遅く来た厨ニ病かな。厄介にも程があるんだぜ。

実際アルミンめちゃくちゃ仕事してるからなあ。すごいや。
しかしわりと脅迫するよねあの子(笑)
手段選んでられないけどさ。

「僕が殺した人は僕なんかよりずっと優しい人だったんだろうね。
僕はすぐに引き金を引けたのに」

この時の兵長の返しが完璧すぎてな。
お前の手がきれいなままだったら、今ここにジャンはいないだろ、ですよ?
すごいなまじでリヴァイヤヴァイ。もうヤヴァイ=アッカーマン。
圧倒的ひかり。いったいどれだけの経験を積み重ねてきたのか。

めちゃくちゃ人間くさいんだよねリヴァイ。
冷徹だけど情はあるし優しい。
人畜無害おじさんとか呼ばれてるの笑う。

裁判所での容赦ない暴力すごいや。
でも言ってることその通りすぎた。
しかもそれ気にしててエレンの気持ち窺っちゃうの真っ当で好き。

俺を恨んでいるか?
(必要な演出と理解してます!)

あそこのエレン子犬みたいにぷるぷるしててかわいそかわいい。
いじめないで!
いや思えばエレンずっとかわいそうなんだが……。

俺はいらなかったんだ……のとこ、ほんと感情移入しすぎて泣けた泣けた。
また今まで強靭な精神力と意志で進んできたエレンがだから。
わかるよ。どこかで特別だって思ってたからこそ、その状況に耐えられてた。
でもそれすら自分のものじゃない、意味のないものって思ったら、折れるよなあ。

最後にもう一度だけ、ゆるしてください。
自分を信じることを!!


ここさあ……刺さりすぎた。
でもエレンだから、その時それができたんだよ。
ゆるすよ! なんぼでもゆるすよ!!

正しさとは自分のこと強く信じることだ!!
だから君は正しい!!
だからこの子は偉いんです! だってほら、こんなにかわいい!!
(どうした)

さておき。
エルヴィンの、あの強烈な拒絶(に見える)比喩よ。すごいよね。
力自体は決して強くはない、ただその執着が異様というかなんというか。

エルヴィンの原初、ひとつの疑問。
先生(お父さん)に対する核心をついた挙手。
その原初が、まるで薬を拒否したかのように動くんだよ。

「先生、……に………いないって、……やって 調べたんですか?」

その淵にまで、気にするのはそれ。
作戦前にエルヴィンと話してた兵長には痛烈に効いたろうなあ。私ならその場で膝から崩れ落ちてる。
その願いはあまりにもささやかな子供の疑問の答え合わせ。原動力は子供じみたエゴ。
「このまま地下室に行きたい」って本音。

捧げた心臓がどうなったのか知りたいんだ、のシーン好きです。

「夢を諦めて死んでくれ、新兵達を地獄に導け。獣の巨人は俺が仕留める」って選択をしたリヴァイ。
悪魔になれ、ってエルヴィンの背を押した。

だからフロックの言葉が刺さっただろうなあ。あいつマジ……。
また前日に未来を語るキラキラな若者みちゃってたのもあるし。
薬の使用権をリヴァイに託したことすらここで繋がるんだよね。すごいわ。
エルヴィンのエゴ(挙手による根源的な意志表示)を無視するわけにはいかなかったのもあるんじゃないのかな。

へいちょおおおおお。
「こいつを許してやってくれ」
へいちょおおおおお。

そりゃあな! 獣ぶっ殺したいよね!
そらそうよ! 獣の巨人は必ず俺が仕留める!

獣ぜったい殺すマン!!

これなんのフラグかな、獣仕留めちゃったら兵長 退場になるんじゃ……と心配した。怖かった。

ジークはひどいことしたよね……。
ピクシス司令が!! リヴァイの部下が!!
もうやめてー! やめてあげてー!!

私は兵長は心底優しい人だと思うので、これ以上奪うのもうやめたげてよお!

でもジークなんとなく憎みきれない。いやアカンやつではあるんだけど。
ダメージも相応に受けてるからかな。
ウッキウキで弟のこと助けにいったら全然歓迎されてなかったお兄ちゃんショック。
そこはエレンがボールキャッチしなかった時点で窺えたけどね。

ジークはリヴァイを甘く見なければね。
え? でも所詮 人間でしょ? って舐めてたのに、もおおおまたかよおおお!!

あと声すごく合ってて好き。
道での憔悴して疲れきった語りすごい良かった。
めちゃくちゃ悟ってて、おおお……ってなった。

確かに。なんで負けちゃいけないんだ?
でもそんな悠長なこと考えてる場合じゃない、今あ、仲間があ、戦ってるんすよお!!

動け! 動けよ! うーごーけー!!

ジークの煙にまく様な感じ好き。
おーいリヴァーイ! のとこもいい。
俺に会いたかったんだろー?
俺は会いたくなかったけどなー!

もっと早く色々なことに気づけていたら。
ことここに至っては、遅すぎたけれど。
嫌いじゃないんだよ、ジーク。
ただ獣がはじめて喋った時ざわっとしたね!

ひえっ……。
そらミケもやだあああなりますわ。

進撃は全体的に声いいな!?
全くそのへん気にならないで話に没頭できたもんな。
マルロも好き。ピッタリ。

ケニーのとこも、よかった。
兵長の、「あんた本当は母さんのなんだ」ってセリフからして、きっとお父さんなんじゃないかと思ってたんだろうなあ。
「ただの妹だ」で、ちょっと衝撃受けてたもんね。
でも血は確かに繋がっているし、そこには情だってあったはず。
「俺は人の親にはなれねえよ」って言うけど、きっとそれに名前をつけるなら、そんな関係だったと思うよ。

またケニー声がいいよね!
進撃はみんな合ってるけど、ケニーはどハマりすぎて西部劇なんよ。
声良すぎて憎めない。憎む要素そんなないけど。
(そうかな)

グリシャもいいし!
これでよかったのか!? のところとかすごかった!

兵長のケニーとの戦闘シーンかっっこいいよね。
シーズン3の始まりすごい見返した。兵長かっこよすぎん??
原作読んだときからかっこよかったけど、アニメのかっこよさ何!
あの銃のとことか間も完璧やないかい。
頭も切れるし、さすが我らのリヴァイ兵長やでえ……。

初見の対人立体機動装置相手にあれだよ!?
人類最強の名は伊達じゃない。
伊達じゃないから強すぎてちょいちょい怪我で弱体化させられる兵長。
兵長! かっこいいぜ!

部下のメンタルケア完璧だし。優しいかよ。知ってた。
だって兵長だってしんどいのに(泣)
挙げ句の果てに役割についてまで考え出しちゃったじゃん!

いてよ! 君は! 必要なんだよ! いつまでも!
死に損ないって言うなあああ。

エレンさあ、エレンさあ……。
道でのアルミンとの会話、涙なしに見られん。
あの友情が根底にあるからいいんだ。
ほんっとあの2人いい。

「地獄で待ってる」

その道を進むのはどれだけ心細かったろうね。
まったく一人で。
誰よりも生きたかったよね。
それでも止まれなかった。
ずっと死に急ぎ野郎言われてたけど、だって他にどうすればよかったんだ(泣)

「自由の奴隷」って、エレンにとってとんでもなく残酷な言葉だ。

殺戮はだめだ認められない。
そんなことを君にはさせられない。
正しくそれは良くないことだと理解している。

だからこそ、地獄で待ってるエレンを一人にはしないアルミンのありがとうが活きる。
あれは肯定というか、兵長にかつてアルミンが言われたありがとうと同じなんだと思う。

ミカサに対する本心、あれがエレンのかわいいとこだよね。
それだけ好きで、よーあんだけのこと言いましたな!
思えばエレンはミカサの前ではかっこつけてんだよね。
ミカサが並以上にできてしまうから、それもあったろうけど。

カルラ母さんの言った、「ミカサのことを守ってみせな」ってのが、根底にあったのかな。

ミカサを愛していたし、ミカサを守りたかった。
でも生きたかった。
ミカサに男ができるなんて嫌だ。10年は引きずっててほしい。
でも幸せになってほしい。
死にたくない。
みんなと一緒にいたい。

頼むよミカサ。全部忘れてくれ。
幸せになってほしいんだ。

これがほんとに本心なんだよね。
ねえええどうにかならないの!?

山小屋のような道もあったろうか。
でもそっちは選べない人間なんだよね。

エレンはずっと変わってない。
お前たちが大事だからだ。他の誰よりも……。
だからあそこまで進んだんだ……。

「二千年…若しくは…二万年後の君へ・・・」きくだけでまだ泣いてしまうんだが。今日も泣いたが。
歌詞が……卑怯……。
エレンもミカサの声に重なって歌ってるの泣く。

「私は何度でもこの寒さに立ち向かう!」で、もうぶわーなんですけど。
ミカサ寒いの嫌いなのに(泣)
マフラーを巻いてくれた人はもういない。

震える首筋を包み込む温もり
私は何度でもこの寒さに立ち向かう
「戦え!」と「戦え!」と 繰り返すあなたの言葉
今でも絶えずまだ響いてる

泣いちゃうから。
(嗚咽)

「13の冬」の わたしはあと何度この寒さに耐えられる?
からの何度でも立ち向かうだよ!
ミカサああああああ。

もちろんミカサに幸せになってほしいけど、ずっと引きずっててほしくもある。
エレンのこと忘れないで。一人にしないで。

エレンと同じ気持ちで笑うわ。

この曲、ラストのコーラスメロディが紅蓮の弓矢なのいい。

歴史は繰り返す。
この世界は残酷だ。

でもそんなの関係ねえ!

森を出ようとし続けろ、ということ。
僕らはみんな生まれた時から自由なんだから。
そして君は何を識る?

君には何が見える? 敵はなんだと思う?
(無限ループかな)

ライナーとアニ、なんかうやむやに? なし崩しに許された感じになってるけど(そういう問題じゃないんだけど)、私は忘れてないからな!?
そして仲間になるとやっぱり弱体化するよね。

ガビ……逃げ切りやがって……。
カヤは天使か何かで?

ライナーは髭生やして苦悩してるのが顔に出てかっこよくなったね。
でも本当に気持ち悪いよライナー……、この 裏切りもんがああああ!!

でも、俺達はどうやったら報われるんだ、っていうのは身につまされたな。
ライナーはお母さんに、「生きて帰ってきてくれてよかった。最初からそれだけでよかったんだよ」って言われたあの瞬間がその時だったはずだよね。

まあすぐ地獄がくるんですけど……。

知り合いが巨人になるのきついな?
ジャンとコニーが肩組んでその時を迎えようとしてるの、つらいけどいいよね。
もうさあ、もう(泣)

それにしてもファルコ有能すぎわらた。

エレンがミカサに首を切られてミカサを瞳に映しながらゆっくりゆっくり目を閉じるとこ、音楽も相まってすごいくるものがあった。

そこに向かってたんだもんね。
ジークが言ってたように、もしかしたら安心してたのかもしれないな。
これでやっと自由だって。

この……死に急ぎクソバカ野郎があッッ!!

おおおん(号泣)

アルミンの慟哭がつらすぎて。
同時に、悲しんでくれて嬉しいのもあった。
きっと当事者たち以外は誰も悲しんじゃくれないから。

世界は残酷だ。
それでも世界は美しい。

音楽よすぎん?
「Barricades」はテンションぶち上がるし、「The Reluctant Heroes」はもう兵長のテーマ。
「ətˈæk 0N tάɪtn」が最終話で流れた時はもうああああ。
主題歌も全部良くて、リンホラ起用したの天才。
脚本家も好きな人で嬉しかった。電王の人ですよね!

とりとめなさすぎ。
まだ書きたいこといっぱいあるけどこの辺で。書きすぎィ!

ええ話やった。ええ話やった!!

もう見終わって1ヶ月は経つけど未だに引きずってる。
もう大丈夫かと思って移動中に曲きいたりするとまんまと泣く! 泣いた!

進撃の巨人アニメ、すーごいよかった。

心臓を捧げよ!!
追記