時間は風のようで




色が無く
時計の針は虚しく進む

段々と歳をとる

歳を重ねると
自分の歳がわからなくなるのは
本当だった

大人なんてって
もう大人だけど
何でもない
我儘なだけ

困らせている?

会いに来た?

お疲れなの?

どう言えば...
良いのか...

わからない...

会話の仕方を
なんか忘れた気がする

あぁ...
我儘な一面を見せるばかりで
失敗ばかりで
良いところなんて
最近あっただろうか?

時間に追われて
壊れて
震えてる

不安なんて
抱くもんじゃないけど

ずっと不安だよ

出来なかったら...?

失望されんのは嫌
馬鹿にされるのも嫌
見下されるのももっと嫌

だから意地を張り続けてる

なんだか毎日そんな繰り返し
馬鹿なこと

1日も一週間も
一ヶ月も半年も
一年も

足早に去ってく

なんだかいつも
取り残された様に
寂しくて悲しいって
思ってしまう

何故この時に
何も無いと
また思うのだろう?

先の事なんて
わからないのに

離れて行く

どうしたら
人間てくっ付くのかね

なんか不思議な世の中だわ

人の気持ちなんて
もう見えやしないわ

駄々を捏ねてる
子供見たい

本当に構って欲しいなんて
思ってるよ

だからたまに
小突いて見る

背中を叩いて
肩を叩いて見る

そんな私をどう思ってるだろうか?

何故にこんな気持ちを
持つのか???

時間は無限じゃ無いから
変わり目が来る

別れる日が来る

遠い日に
誓い合った
誓いなんてなんのその

鐘の音はもう聞こえないんだろう

離れる時

離れた時

後悔なんて
してはいけないのだ

ただ思うに
私は悲しい

これ程までに
悲しい話を
なんだか受け止められないで
ただキーを叩く

いつかは
皆一人で焼かれて逝く

貴方も私も

居なくなる事を
想像しただけで
恐くなったよ

ただ唯一
貴方が今の私の世界の中心

ちゃんとした会話が
出来ないでいる...

色々あるのにね...

雨の日に傘に入れてくれる
貴方が良いと凄く思うから
傘をわざと持たないんだよ

知ってる?

言葉には出来ない事だらけ

私はまた明日も
我儘を貴方に言うのだろう
失敗を見せるのだろう
噛み合わない会話も
するのだろう

そのやりとりも
きっと掛け替えのないものになれば...

ただ誓い合わなくても良い

世界から消えて欲しく無いと
刹那に願ってしまう私が居る

時間に色が付くのは
貴方が居る時だけに
なってしまった

でも
傷付く事のが多い...