あにまに日和

劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』感想
2018.4.16 22:00


※ネタバレ注意です※



























最初に東京サミットの会場になる場所が登場しましたが「今回はここが爆破されるのか…」と哀れみの気持ちで見ていたら間違いなかったです。でも、まさかこんなに早く瞬殺みたいな感じで爆破されてしまうとは思わなかったですが。その場所に安室さんがいたのを見ていた哀ちゃんも凄い。
小五郎さんが逮捕されてしまって不安になる蘭ちゃんを助けたいのに新一として助けに来られないコナンの表情が本当に切なかったです。でも、蘭ちゃんにちゃんと新一として助けようとしている気持ちも伝わって良かったです。
今回は警察組織や弁護士などで用いられる難しい専門用語が飛び交っていたので頭で整理したり理解しながら見るのが大変だったりもしたのですが、良い勉強になりました。それと同時に正義って何なのか分からなくなりそうにもなったのですが、コナンがそんなことを深く考える暇もないくらい真っ直ぐ前を見据えて突っ走ってクライマックスまで導いてくれました。
コナンの「今回の安室さんは敵かもしれない…」というモノローグが流れた時に「安室さんと協力して解決するんじゃないのか」と落胆したのですが、最後にはやっぱり2人で協力しながら事件を解決してくれて嬉しかったです。
とにかく安室さんのカーテクニックが凄すぎて相変わらずの急死に一生なアクションの連続でした。純黒の悪夢の時より凄かった。
そして、特に印象的だったのは安室さんがコナンに「恋人はいるの?」と尋ねられた時に「恋人?それはね、この国かな」と答えた場面です。一緒に見ていた母と思わず「は?」(古谷さんがイケボすぎてキレる)とシンクロしてしまう事態に(笑)コナンもなぜ緊迫していた場面でそんな質問をしたのかは分かりませんでしたが。
更に今回活躍したのは少年探偵団でしたが、本人達は凄いことを成し遂げたことに気がついていなかったのが面白かったです(笑)ドローンを操作するのもゲームの延長戦みたいな感じでしたもんね。
電化製品とかインターネットに感化された時代だから有り得ないことはないなと思える話でした。衛星が相手だからスケールがとんでもなかったです。
黒の組織に繋がるような場面もあったので、また何度も見て確認してみたいです。警視庁の黒田さんが本格的に怪しい。安室さんに電話しているような演出で別の誰かに電話していたのではないかと。
色んな意味でドキドキする映画でした。



次回作は怪盗キッドの登場ですね!
空飛ぶ船とか言っていたからまた空が舞台なのかな?飛行船はもうやったから海も舞台になる?

来年も楽しみです!


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