話題:ひとりごと
朝待つ
数人居る院内
流石に生理中なので尿検査は無し
そんな訳で、私の次に来たお爺さん
尿提出したお陰で、私より先に呼ばれる
それは良いが
予想通りと言うか‥なんと言うか
尿持ったまま受付‥つまりは私の前を右往左往 尿持ったまま右往左往
「これしか出なかった!」と御陽気に。
本来はトイレ横に置くのですがね
厭な予感は当たるのです、 生き物として当然なのです
にょ、尿ーッ
の後‥他にも席あるのに私の隣に座って余り読まれていない埃多めの雑誌を所在なく捲られて鼻がムズ痒くなる。
正直尿よりキツい
何故隣か。
ザワザワ全身の毛穴が開く思いで待つ
「さいとうたかおさーん」
受付の方が呼ぶ
(さ、さいとうたかを!?)
作業着の方
さいとうたかおさん!
(一応‥を→お)
ときめき!!
さいとうたかお氏が通常内科で呼ばれ
その空き席に私の隣オヤジが行く
さいとうたかお氏が戻る→居た場所無し→さいとうたかお氏隣に座る
主、無駄に喜ぶ
隣さいとうたかお氏なんデスヨ
ふへへ
妄想が暴走する間も無く呼ばれる
身長、体重、血圧‥採血、 心電図
此処でトラブル
看護士さんの顔が曇る。何度も何度も‥心電図とにらめっこ
不安を隠さぬ私
「済みません‥!何度やってもデータ記録が出来なくて‥でもあの正常値ですから」
毎回バグる
バグってハニー
大体心電図とイチャイチャする事になります。
データ記録ェ‥
X線で、やや放置され
この部屋は時間に取り残されたみたいで少しだけ苦手です。
日焼けした古い紙、そのカルテのせいか匂いがする
残された匂い
突然 慌ただしい足音
現実に戻された。
結果は少し先
さいとうたかお氏は帰った後だった
残念。