話題:妄想を語ろう
カレーを食す主
目の前には貝木泥舟
‥貝木さん髪の毛多いですね
「主程ではない」
もさもさ
貝木は自身の髪を無造作に 撫でた。
貝木の指につられたのか貝木の髪をジッと見つめたまま
カレーを食す。
「‥ハゲるかな」
んがッふっ
苦しそうに咽せる主
ゲハッ!ゴハガハッ!!
「冗談だ」
あ、悪質だ‥ワザとでしょう今のは!
「髪の心配ぐらい好きにさせてくれ」
カレー
喉にスッとイクと、暫く辛い
最近経験したが二度としないぞ。
「主、俺のハゲ頭を想像しただろう」
それはまぁ不可避‥
「想像したなら金を払え」
秘密を教えてやる
金を払え
「俺の真似をするな‥倍乗せするぞ」
主は横に貝木は縦に伸びる髪
もさふさ