17/11/17 23:01 (:単発/妄想(ジャンル無節操))
  ルチルと。19
話題:妄想を語ろう
宝石達がそれぞれの過ごし方をする


賑やかな時間


訪れは足音

ルチルの颯爽とした足音に 弾む様な足音が交じる


「こんばんは」


「ル、チル‥」


「こんばんは〜」


扉を開けたルチルの隣に、 ダイヤモンド

「貴方に会いたいと粘られたもので‥」

「僕〈にんげん〉は初めてなの。でも‥ルチルの恋人なら会ってみたいなって」

ダイヤモンドの言葉に
時が止まる


「ルチルさん?」


(ダイヤモンドが貴方を匿う事に協力して下さいました‥少し話を合わせて下さい)

隣にはダイヤモンド

興味深そうに
〈にんげん〉の身体を見つめる。


「貴方の身体を少し貸して下さい」


ルチルの言葉に頷き
ダイヤモンドに向かって手を差し出してみた。


手袋から伝わる


清廉さ

ダイヤモンドの輝き

(おぉ‥キラキラ‥!)

〈にんげん〉の反応にルチルの中がざわめく


「うわー柔らかい!」

ダイヤモンドの手は〈にんげん〉の身体を不思議そうに


懐かしそうに触れる
「ルチル。もう少し一緒に居ていい?」


「ええ、ダイヤモンド‥構いませんよ」

恋話(?)とゲームに興じる
夜は更ける


「僕、凄く懐かしい感じがするんだけど‥なんだろう」


〈にんげん〉と

ダイヤモンドの歴史

会話を重ねる度


〈にんげん〉と
ダイヤモンドの笑顔が増える


懐かしい間柄


ルチルの中にユラリ

(‥この気持ち、何?)

笑顔の2人を見ていると身体の真ん中が熱くなる


「ダイヤモンド‥遅くなるとボルツが心配しますよ」


我慢出来ずに声を掛け

微笑みながら見送る

「あーん‥もう?」


名残惜しそうに手を振る
ダイヤモンド


「また遊ぼうね!」


跳ねる様に去る姿も美しい


「ダイヤモンドさんって、 可愛らしい方ですね」


「可愛い‥ですか」

夜が深まり闇が濃くなって、ルチルの表情が読めない


「久し振りに賑やかで疲れたでしょう‥さ、此方へ」


ゆっくりと手を差し伸べる

ルチルの身体の真ん中


ルチルの熱は
一層、熱くなる

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