21/11/29 00:50 (:夢小説)
  煉獄さんと。(現代パロ)
話題:妄想を語ろう

「どうした、悩みか?」

「あ‥宇髄先生」

放課後 歴史教師の煉獄だけが
職員室に残っていた。

「俺で良ければ 話聞くぜ」
椅子を引き寄せ 煉獄の側へ

「付き合っている女性に贈り物を考えているんだが‥どうもこういう事に疎くて」

煉獄の言葉に眉を上げ
密かに驚く 宇髄

「‥そうか、それは悩むな‥なぁ煉獄、指輪なんてどうだ?」

「指輪?指輪か、、」

掘り下げて聞かない分
煉獄がどの位の想いなのか‥

物の例えとして投げかけたら‥

‥頭を深々と下げ 宇髄の元を去る煉獄

「想い人、いたんだな」

夕陽に染まる職員室に
宇髄の声だけ落ちる

微笑み 空を見上げた

数日後

煉獄さんの想い人
その指に輝くルビー

煉獄さんの瞳の様
燃える紅い石

「離れていても 心は共にあるから」

指に添えられた
強く優しい眼差し


*おわり*

 

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