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本年2024年1月1日に発生した能登半島地震 最大震度7 という数字を見ただけでも震えるような地震のその映像を見ると、家々がゆらゆらと大きく揺れながら崩れて行く様が、まるで作られたCG映像のようで、私たち人間が 地球の極めて薄い表層に基礎を作って建造物を建てているに過ぎないのだという事実を思い知らされる 家族,親戚,久しぶりに帰郷した人たち,‥ 親しい人たちと ゆったりと幸せに過ごす筈だった元日の時間は一瞬で奪われた テレビニュースのインタビューに、命があっただけでも‥ と答える被災者の方たち‥ しかし、住み慣れた家が全壊,或いは全焼して、長い時間かけて築いた其の全てを失った喪失感と悲しみは如何ばかりだろうか あの時間から二日経ったが、今も震度5クラスの余震が続き、その失われた命,被害の全貌が明らかになって来るのはまだこれからだ 「明けましておめでとうございます」という言葉を これほど封じた年は無い 天変地異は、私たち人間が作った「暦」とは何の関係もないところで起きるものなのだという当たり前の真実を 改めて思い知らされる新年の始まりとなった |