ログイン |
今日1月17日は旧暦12月1日 月は『新月』 或は『朔月』 一つの朔望の終わりであり また同時に始まりでもある 天文学上での “ 朔 ” の瞬間は 本日午前11時17分だった また 今日は雑節における「冬の土用」 冬の土用に入ったという事は、これより18日後には もう立春が訪れるということだ 寒い寒いと言っている内に あっという間に春はやって来る 関東でも梅の花が咲き始めたからね‥ やはり植物って奴は凄いね 土用とは 二十四節気の 立春,立夏,立秋,立冬,これら四立 ( しりゅう ) それぞれの前18日間を言うのだから、年に4回 土用があるわけだけど‥ 夏の土用だけが一般には注目されてしまう 夏の土用の丑の日に鰻を食べる食文化がある為なのだろうけれど‥ 冬の土用にも当然 丑の日はある 本年2018年の冬の土用の丑の日は、1月21日と2月2日だ 近年、冬の土用の丑の日にも 鰻を食べてもらおうと 鰻の関連業界が その食文化を定着させようとしているが‥ これはどうだろう 鰻が豊富に獲れていれば、そういう努力も違和感が起きないかもしれないけれど‥ 世の中に知れ渡っている通り、現在では 鰻の稚魚は本当に獲れなくなった ニホンウナギの稚魚,シラスウナギが今期は極度の不漁で、国内外での漁獲量が例年と比べ1%に満たないのだというニュースが先日流れていた 漁は4月位まで続くものの、このままでは此の夏の鰻の価格高騰は避けられないだろう そんな近年の鰻事情の中にあって、冬の土用まで鰻を食べる食文化を定着させようとするのは余りに無理がある ナマズの蒲焼きをウナギの蒲焼きに近づける努力をされている業界もあるようだけど‥ ナマズはナマズとして食べてあげれば良いじゃない ウナギの代用としてナマズを出すなんて、ナマズに失礼な話だ (笑) 冬の土用には、あったかい食べ物を食べればそれでいい きっと体も喜ぶさ 🍜 |