家・常・茶・飯


8月25日 22:11
拝み屋怪談 禁忌を書く



4日ぐらいで読破。

今回は四人の女性を軸にいろんなお話があります。

「花嫁の家」を執筆するにあたって、これは本当にキツかったろうなあと思う。
執拗なまでにとことん邪魔してくる花嫁がホントに怖い…
よく、書き終えたなって…
死んでもおかしくない状況だったし。

その真逆にあったのが「ほのかさん」の話。
自分の死を目前にして、全て受け入れて全てを納得して、自分のことよりも家族のことを思って。

魂になっても家族のことを思っているって、凄い。
残された家族がいつまでも笑顔でいられるように、ずっとそれを見守っているって。

拝み屋さんは何もしてない、何も出来なかったって思っているようだけど、ほのかさんにとって拝み屋さんは少しだけ弱音を言える人だったのでないかなと。

怪談って、怖い話ばかりではないのね。


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