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県庁おもてなし課

高知県をPRして、外貨を獲得しようと発足された、おもてなし課は、良くも悪くも、公務員気質な人たちの集まりで…。

『県庁おもてなし課』
著者 有川浩
発行者 株式会社角川グループパブリッシング
ISBN 978-4-04-874182-8

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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ストーリー・セラー ☆

女性小説家が病気になり、亡くなるまでと、女性小説家の夫が病気になり亡くなるまでを描いた、有川浩渾身の、泣ける一冊。

『ストーリー・セラー』
著者 有川浩
発行者 株式会社新潮社
ISBN 978-4-10-301873-5

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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絆のはなし

会社務めをしながら小説を書いていた伊坂幸太郎が、斉藤和義の【幸福な朝食 退屈な夕食】を聞いた事をきっかけに、会社を辞め、現在に至る。

作家デビューの後、斉藤和義に小説をプレゼントした伊坂は、斉藤から、その小説をもとにした曲をプレゼントされる。

斉藤和義と伊坂幸太郎の簡単な人物史もついていて、ファンにはたまらない一冊かもしれません。

『絆のはなし』
著者 伊坂幸太郎
発行者 株式会社講談社
ISBN 978-4-06-214089-8

葉桜

櫻井佳奈は、継野先生と由希子夫妻がひっそりと営む書道教室の生徒だ。
佳奈は、書道をする時間が好きで、先生の言葉に甘え、好きな時間に教室に行き、和歌や短歌を書いていた。
妹・紗英が17歳になり、佳奈は櫻井家に古くから伝わる話を思うと、居てもたってもいられなくなるのだった。

櫻井家で十数年に一人生まれる、神童と言われるほどなんでも出来てしまう子供は、17歳でみんな自殺してしまうのだ…。

『葉桜』
著者 橋本紡
発行者 株式会社集英社
ISBN 978-4-08-771418-0

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。


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オー!ファーザー ☆

由紀夫には四人父親が居る。
猛禽類の様な風貌でドッグレースを見るのが好きな鷹さん、クイズ形式の計算が得意で頭のキレる大学教授の悟さん、若く見えて女の扱いにたけている色気のある居酒屋の葵さん、中学教師でバスケと格闘技好きの勲さん

外見も職業も性格も、全く異なった四人の父と同時に付き合っていた母・知代は、あっけらかんとした性格だ。

四人の父のうち、誰が血縁関係があるのかDNA鑑定で調べられるが、父親達はそれをしようとしない。
「自分達は、父親の判別の検討については、専門家なのだ。でも、そういう検査はしないんだ」と。それを聞き、由紀夫も追求をやめた。

同級生の多恵子は、クラスメートの殿様に父親が四人居ることをバラされたくなかったら、登校拒否の小宮山の家に一緒に行ってくれという。
「多恵子は勘違いをしてる。学校に連れて行くことが、正しい事じゃないんだ。学校に行けば皆、幸せになるとは限らない」
「私だって学校行くの面倒なんだからさ、小宮山君だけ来ないのって、悔しいでしょ。ずるしないで、さっさと行きましょって感じなんだよね」
と、道連れにするかのような態度の多恵子に呆れながらも、由紀夫は付き合い、構わないでと帰されてしまう。

「ちょっとお前が由紀夫?」と、ゴボウの様な男に校門で声をかけられた由紀夫。
牛蒡男に来いと呼ばれた由紀夫は、賭け事を仕切っている富田林さん絡みかと思ったが、そこまでではなく、中学時代の友達・鱒二が万引き犯を見つけ、阻止し、逃げ損ねたのだという。

『オー!ファーザー』
著者 伊坂幸太郎
発行者 株式会社新潮社
ISBN 978-4-10-459604-1

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