小学校一年生のかのこちゃんは、知りたいことが山ほどある女の子。
両親に聞くその様子を、マドレーヌ夫人という名の猫や周りの犬達が面白そうに見て回る。
かのこという名前をつけたのは、鹿にこの名前がいいと言われたからだという件があり、鹿男あをによしの鹿?と楽しくなりました。
言われなければ万城目学の小説だと気付かれないような、らしくない作風で、京都に詳しくない私としては読みやすかったです。
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』
著者
万城目学
発行者 株式会社筑摩書房
ISBN 978-4-480-68826-2
大学のサークルを探していた安倍は、京大青龍会というサークルのコンパに冷やかしのつもりで参加すると、京子に一目惚れし、京大青龍会に入ってしまう。
鬼や式神を使って競う競技・ホルモーで戦うために集めたサークルなのだと知った安倍達はホルモーに挑戦するが、難しいその競技に苦戦し、手も足も出ない。そしてチームは崩壊し…。
『鴨川ホルモー』
著者
万城目学
発行者 株式会社産業編集センター
ISBN 4-916199-82-0
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。