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トッカン the 3rd おばけなんてないさ

マンションの最上階に住んでいるのだと言う独身貴族の鏡特官は、事故物件故に格安で済む自宅を気に入っているようだった。そんな鏡特官が珍しく風邪薬をひき、とうとう無断欠勤をする。もしや、行き倒れているのでは!?と思ったぐー子は、単身、鏡特官の自宅へ乗り込む。

ソファーで青白い顔をしている鏡特官を見て動転するぐー子の前に、鏡特官の元妻・森華子が現れる。鞄を取りに来たと言う元妻は、鏡を見て、仕事人間なので風邪をひいた時は市販薬と病院の薬、栄養剤まで飲み、効きすぎて動けなくなる事が良くあるのだと言うのだが…。

『トッカン the 3rd おばけなんてないさ』
著者 高殿円
発行所 株式会社早川書房
ISBN 978-4-15-209305-9

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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トッカンVS勤労商工会

食堂を経営している唐川夫妻は、不況の波を受け、借金も税金も支払えない状態になっていた。ある日妻が買い物から帰ると、夫が首を吊り自殺をしていた。
呆然とする妻に、勤労商工会のお抱え弁護士・吹雪敦がやってきて、夫の遺書を見つける。昨日税務署に行き、鏡に怒鳴られたと書いてあった。
妻は吹雪から、鏡特官は税務署でも特に厳しく“死に神”と呼ばれていると聞き、鏡特官に殺されたと思い、恨みを募らせる。

国家権力から弱い市民を守る為戦うを掲げる、自称正義の味方、税務署の天敵である吹雪が、鏡相手に唐川さんをけしかけ、裁判を起こそうとしてきた。吹雪の行動は早く、テレビを使って鏡を糾弾しようとし…。


『トッカンVS勤労商工会』
著者 高殿円
発行所 株式会社早川書房
ISBN 978-4-15-031097-4

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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トッカン ―特別国税徴収官―

国税徴収官・鈴宮深樹(25)は、税金を滞納する納税者に対し、取り立てを行なうことが仕事だ。

初めて一人で徴収を行なう日、脂肪肝の滞納者に糠漬けを投げつけられていたところ、直属の上司である特別徴収官・鏡雅愛(34)現れ怒られる。
言いたい事が言えず「ぐ」と呑み込んでしまう鈴宮に変わり、徴収票を貼り現品徴収を始めた鏡は、フェラーリや宝石を次々と押さえ、犬まで徴収し、滞納者が倒れる騒ぎとなる。
税務署に帰り、同僚の鍋島木綿子(37)に愚痴るぐー子だったが、銀座のママ達と同等に渡り合えるという“夜の担当班”である鍋島は、逆に鏡特官を尊敬し、不本意ながらも鏡の株を上げてしまったぐー子。
S=差し押さえするだけすると、ロードバイクでさっさと帰ってしまう鏡特官は、エリートの癖に現場が好きで、口が悪いが実績はある人なのだ。脱税の証拠を他徴収官が見つけられなかった案件や、宗教がらみ等の法律スレスレの件を担当する程の腕利きなのだ。

鈴宮が「ぐ」と黙る癖を見抜き、ぐー子などとあだ名をつけられた鈴宮は鏡特官が嫌いなのだが、特官付き徴収官に任命された為、常に鏡特官と二人で徴収に向かわなければいけないのだが…。

『トッカン ―特別国税徴収官―』
著者 高殿円
発行所 株式会社早川書房
ISBN 978-4-15-031068-4

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
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