短編集。今まで雑誌等に寄稿したものを一冊にしたらしい。
内容としてはホントに散漫。
十代で妊娠しおろした女の子が、他人の失恋を共有したり、ひたすら性の事しか頭にない男の子の滑稽さが描かれている。
思春期のちょっと遊んでる女の子が好きそうな話が殆ど。
一番最初の発明が趣味のダメ男を養い、そして浮気され別れた女くらいかな、まだまともなのは。
『気分上々』
著者
森絵都
発行元 株式会社角川書店
ISBN 978-4-04-110118-6
震災の起きる朝、大学教授に送った青年・甲坂礼司の小説が、大学を去ることとなり十五年の月日を経て見つかった。
その小説。
『この女』
著者
森絵都
発行者 株式会社筑摩書房
ISBN 978-4-480-80431-0
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
主人公・岸本紀子が過ごした思春期を、小学校中学年から高校卒業まで順を追って語る物語。
『永遠の出口』
著者
森絵都
発行者 株式会社集英社
ISBN 08ー774278ー4
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
主人公・さゆきには、みゆきと言う姉と従兄弟が二人居る。
お互いの姉・兄、妹・弟同士で家が近かったせいか、小さな頃からタッグを組んでいた。
さゆきの憧れである真ちゃんは、中卒で友達とバンドを組み上京してしまった。
従兄弟や姉が小さな頃とは違った夢に向かって就職してしまう中、好きな事をしていつもキラキラ輝いて見えた真ちゃんの夢(音楽で食べていける様になる)を応援していくうちに、自分の夢も真ちゃんの成功になっていく。
※『リズム』の続編で、二年後の設定です。
『ゴールド・フィッシュ』
著者
森絵都
発行者 株式会社講談社
ISBN 978ー4062056687
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。