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遠い朝を夢見てた

薬飲みきったのに声が戻りません。私は一生この掠れ声のままなのでしょうか。いい加減本来の自分の声が思い出せないっていうかなんでもいいから今週中に戻ってくれないと稽古に支障が出るよ!

5月は終わりました。
写真は返し前のただのお遊び。通称「四天王照明」。うっかり上手に私が居ます。
…楽しかった(四天王照明でなく)。というのは嘘ではないけれど。
でも、身の振り方を考えなければなりません。6月ですべてに答えを出さなきゃならない。もう時間が無い。あと1年半しか芝居できないのに、迷ってる暇なんて無い。

6月は、「死にたい」です。
ままならない面子でままならない三人芝居を作ってます。
楽しいからこそ、しんどい。空気が、時間が濃密すぎて。
この人たちに失望されたくない。肩を並べていたい。三人で、みんなで一緒に、いいもの作りたい。演出に応えきりたいし、共演者にも応えきりたい。
というわけで足引っ張らないように頑張ります。
っていうかだから声がね!!

続きから、「死にたい」について徒然と。


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幻と貝と星より遠い。

明日から本番です。
そんな中、急性喉頭炎になって薬飲みまくって声を保ってます。解熱より発声を優先したので微熱は引きませんが、声が出ない以上の恐怖はありません。
ついさっき、やっと、最後のピースを掴んだ。
きっと私は彼女と彼女になれる。行ける。
私のバックボーンはお客に見せるものでもないし、まったく理解を求めていない言ってしまえば裏設定なんだけど、私がそれを掴みきれてなければ台詞が言葉にならない。私の心臓から吐いた言葉にはならない。
板の上で、私の身体で、私じゃない誰かの人生を背負ってその人の言葉を紡ぐのが好き。そのことに一生捧げてもいいくらいに。
上手くなりたい。誰かに評価されるためじゃない、私がその誰かに数ミリでも近付くために。私に役を与えてくれた演出の意志を少しでもお客に届ける手段を得るために。
今回と六月の作演は同じで、同期なんだけど。私が最も尊敬し信頼する演出です。
この人が脚本に乗せたことを表現しきりたい。私に役を与えてくれた意味に答えたい。失望されたくない。
芝居したい。ずっとしてたい。満足なんてずっとしない。まだまだだもの。もっと行けるもの。
私はしあわせだよ。手に入れたいものがある。ずっとずっと先、陽炎の向こうや海の底にあるもの、遠くに光る星よりずっと遠い場所にあるものが欲しい。
完全に本番前の夜中のテンションだからきっと明日恥ずかしくなるけど、残しとく。
そう思ってる私がここに居たって、忘れないために。

何度もここに戻るんだ。

明日から小屋入りです。

正直今回、中頃まで自分のことが嫌いになるほど本気が出せてなかった上に4月体調崩しまくって、もうこれ終わったら芝居やめるべきなんじゃないかとか色々考えた。意味がわからないしんどさだった。ぜんぶ意味がわからなかった。なんで芝居なのに真剣に向き合えないのか稽古が長く感じるのか、もう、全っ然意味わかんなくて大パニックだった。

で、今でもよくわからないままなんだけど、ある日同期ふたりと稽古帰りに話し込んだら、やっぱりよくわからないんだけど普段通り役と向き合って舞台作っていく気持ちになれた。
なれたはいいけど役がなかなか降りてこなくて繋がらなくて、これはもしかしたら、私はこの人に会えないまま上っ面だけで台詞を言って舞台が終わっちゃうんじゃないかってめちゃくちゃ焦った。怖かった。

主役が突如やり方を変えたことで、あ、じゃあ私はもしかしてこうなのかも。って思ったのが昨日の稽古。今までの考えを壊したのが昨夜。やっと全てが繋がったのが今朝方。ヒロインとのシーンを実際稽古して感覚を掴んだのが1限。主役の感情の吐き方に合わせてアクトを含め全てを変えたのが2限。アクトを練習しまくった昼限、からの最後の通し。
あとちょっと。ほんのちょっとで、私は彼女になれる。
よかった。きっと間に合う。ちゃんと自分の心臓から、この人の言葉を吐ける。後悔しない。間に合え。間に合わせろ。

くそ。やっぱり芝居が好きだ。好きだった。だめだこりゃ。明日からが楽しみすぎて、なのに6月の舞台も楽しみすぎて、仕方ない。

夢は続く。

四月後半は体調崩したり白い巨塔全話一気に観たり体調崩したり世界選手権できゃあきゃあしたりしてました。
要するに体調崩してました。
もう大迷惑。体調崩して稽古に出られない役者とか迷惑以外の何者でもない。
なんだかなー。風邪じゃなくて熱が出る+常に貧血というのが中高時代を思い出させます。あと一週間で小屋入りなのに全然満足できてない。やだ。待ってくれ。このままじゃ終われない。
六月も舞台が決まったので体調崩してる場合じゃないのです。
まぁ、あれです。頑張ります。

続きから世界選手権。

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