すとん

昨日は朝起きて台本書いたあと、

劇団で会議をしました。。
うーん企画公演。面白そうだけど、そんなに参加者少ないとは思わなかったなあ。
ある意味チャンスなのかもしれない。企画に携わる。
ううんでも、続くかなあ。役者以外のこと。
難しい。

その後は観劇をしました。
劇団員の頑張りはほんと刺激になるなあ。
彼がオーディション受けて、受かって、下北沢の劇場でやると聞いて嬉しかったし楽しみにして行った。
その分の落差が大きかったのかな。
それ抜きにしてもだけど。

台本って、大事だなあ。
芝居の根幹なんだなあ。
役者さん、素敵な人もいたのになあ。
今書いてるやつは、一つの単語、句読点、間、ト書き、全部の意味をもっともっと突き詰めて書かなきゃなと思いました。
それと同時に、役者の時ももっともっと読み込むことをしないといけない。
最終的にお見せするのは役者だから。
責任ある仕事だな。
今更ながら、改めて思った。

一緒に観に行っていて開演前すごく眠そうで、そのうち隣に前の共演者がきて、久しぶりだったからそれなりに話してたら、
終演後、なんで紹介してくれないの?そういう感じならいい。みたいに突き放されて、一瞬頭真っ白なり、それは違くない?と思った後、いや待てよと。
相手は疲れてるだけ。眠いだけ。芝居が面白くなかったから不機嫌なだけなんだ、って。

私も昨日はそんなことがあって、だいぶ元気なかったしざわついてた。心にこんなにダメージくるのかとびっくりした。
そういう時言ってしまった言葉って本当は言いたくなかったけどつい本音が出てしまうことってまあまあある。自分でもよくある。何気無く言った言葉が相手には強く残ってしまっていることもある。自分については、クソ野郎だなって反省していて、でも誰にだってそういう時はあるもんだよなって思ったら、そこまで気にならなくなって。なんだか少し前より優しくなれてた。
彼とは少し解散して、その間に頭を冷やした。お互いに。
その後はごく普通にお話した。テンションは低いままだったけど。
お互い大人だから口には出さないけど、お互いの考えてることくらい何となくわかる。
私に強く当たったこと、悪いなって思ってるんだって。私も相手に不快な思いをさせて悪いなって。
受け入れて、相手も自分も許すこと。ちょっと前まで全然出来なかった。でも昨日は、すとん、と音がしたように、すんなり出来ていた。
すこし前を向ける気がした。

ここ何日か引っかかってたことも改めて確認出来た。
その時たぶん私がぼんやりしていただけなんだけど、さらっと言われた感覚で、え?え?って思っていたので、ちゃんと知れて良かった。
やっぱり、来て欲しくないと宣伝って出来ないものなんだね。
にしてもあれね。相手に残りやすい言葉…インプロでいうとフォーカスの強い言葉、って、あるね。
そこそんなに自分ではさらっと言ったんだけどなってことが相手を傷つけてしまう…。
それを気にしたらまた喋れなくなっちゃいそう、って塞ぎ込むんじゃなくて、しっかり反省して気をつけよう。

その後は前回の舞台の後夜祭。
共演者のご実家にお邪魔させていただいて、
本当に素敵なお母さんだった。
全てを受け入れる包容力と楽しいことを享受するちから。
やっぱりね、人間性は話す言葉や態度に現れるよ。
私はだめだなあと思った。
心に余裕がなくなると、普段出来る事が出来なくなっちゃう。
これはもうなかなか変わらない。
だったら心に余裕を持たせられるように心の器を広くしていくほうが、出来そう。
未熟さを分かってくれて見守ってくれる人たちの存在は本当にありがたく思いつつ、小さなことによく目を向けて失敗しては直して生きていこう。
そういうような事を考えていて、あとお酒をたくさん飲んだ後夜祭でした。
帰り道、行く時とは違う心持ちの自分がいた。
心の小さい自分が恥ずかしかった。
だけどもう、ちゃんと受け入れられていた。


濃い一日だったなあ。
今日も稽古頑張ろう。