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デュラララ!!SH感想

まず、冒頭で蛇足だと言い切ってるのに苦笑いしてしまった…
続編モノって基本オリジナルの人気にあやかってるけどオリジナルと比べて微妙…と思うもの多いから作者自らそう言いたくなる気持ちも分からなくはないような
しかもタイトルのSHって『Snake Hands』の略だったのね
タイトルが蛇足と言えばマンタリテのフラワーズじゃない方の読み切りもタイトルまんま『SNAKE’S LEGS』だったな…
あれはあれで「こういうの蛇足って言うんだぜ?」とキャラに言わせる堂々したメタっぷりにどうしようかと思ったわ


内容に触れていくと、全体的に読みやすかったけどキャラ紹介と事件編って感じだったのでキャラ中心にいこうかと。
読む前に気になったのはあらすじに出てた八尋・久音・姫香の新キャラ3人組。
この3人は帝人・正臣・杏里の3人と対比させていくキャラ配置なのかと予想してた
実際はそれだけじゃなくて13巻で新羅が言ってたように臨也・静雄・セルティ(+新羅)とも対比させて「四人で仲良く出来たかもしれない未来」をやろうとしてるようにも見える
姫香さんはまだクールでミステリアスだなぁ程度にしかキャラ掴めなくて判断付かないけど、個人的に八尋は(静雄+帝人)÷2,久音は(臨也+正臣)÷2って風に見えたんだよな
それで新羅の見解では「お互い秘密を抱えることでうまく回ってて誰よりも仲良くなりたいと思ってる」帝人たちと「自分がどんな人間なのか隠さなかったことで対立した」臨也たちのどっちの関係に転ぶのか、はたまたどちらでもない新しい関係を築くのかって考えると今後が気になる


んで個別に語ると、八尋については本編読む前に「あいつ静雄と張り合ってダウンとったぞ」ってネタバレ感想目にしたので、嘘だろ!?と作中の野次馬連中のような気持ちで読んでた
だから静雄みたいな特異体質持ちかと思い込んでたんだけど、イカれてるのは体質より戦闘スタイルってところだろうか?
それでもマジギレ静雄の攻撃回避できるってどういうことだよ、とか常に最も効率よくダメージ与えられるえげつない攻撃を選んだとしてもあそこまでボロボロにできるのか?とか色々疑問は残るので体質的にイカれてる可能性も捨てられないな
それこそ捨て子設定だから親族が人外でもおかしくないし
だって相手の力利用して自滅させる方向と仮定しても、ビルの屋上からフォークリフト落とされて脱臼で済む人に素手喧嘩でダメージ与えるってどうにも想像付かない…
そして八尋の性格はものすごい臆病者なところがリッパーナイト以前の静雄に近いんだけど、静雄が自分自身を恐れてたのに対して八尋は他人が怖いってのが大きな違いかな
んでさっき帝人っぽいって書いたのは非日常(生きる都市伝説状態の静雄とセルティ)に強い憧れ持ってるところだったりする
あと奥手なところ…と思ったが八尋は人付き合い自体不慣れだから奥手と称していいのかどうか

そして久音については見た目だけは高校デビューなのがちょっと可愛い
しかし中身はどう見ても臨也や青葉みたいな裏でこそこそ良からぬこと企んでるタイプだな、と。
言動から「自分がこうすれば相手はこう反応するだろう」って計算してる感じするし実際そうしてるんだろうなぁ
静雄に命乞いに見せかけた挑発してるときのお前わざとやってんだろ感がすごかった
そこが言葉で相手の感情揺さぶって楽しむ臨也に近いもの感じるんだけど、動機が人間愛と人間嫌いってこれまた極端な違いが…
だからか臨也は人外嫌い(性格が人間臭いセルティ除く)だけど、久音は人外というか人間離れした人間好きそうな節があるな
しかし13巻で臨也の人間愛は結局ひとりよがりで虚無だった、って分かっちゃったからなぁ
もし久音までそういう虚しい人間だったら…いや、どうだろう
ノリがチャラいところに正臣っぽさを感じたし、正臣みたく自分自身に対して何らかの負い目持ってたりしてても面白そうやな
この人なんかあやしいことしてるのは分かるけど具体的に何しようとしてるのかよく分からなくてこえーな…
今までのデュラはチャット中心にネット世界混ぜてきたのに対してSHはニュースサイトというかアフィブログ推しだからそういうの使ったマッチポンプかなぁと見当つけてるけどね
青葉の言ってた「新聞記者まがいのこと」「テレビのやらせじみた真似」「ちょっとした騒動起こす」と辻褄合うし

姫香さんはさっきも書いたけどまだよく分からないなー
でもこういう気丈な女の人はそこそこ好みなので今後のキャラ掘り下げに期待
八尋と久音を帝人たちや臨也たちと対比させてるから、姫香は新羅かセルティに杏里足して割った立ち位置に持っていく可能性はあるけど…だとしたら人間やめてる可能性高いな……

長くなったのであとは追記で。

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イロモノ(改付録の画集)

↑目次ページ写メったのを軽く加工。内容大体こんな感じでした
(ネタバレよりも中身分からなくて躊躇してる人いたら参考までにってノリなので若干潰れてるけど気にしない)

全体的にWJ連載時の色んなカラーイラストから抜粋って雰囲気で、当時リアルタイムで追いかけてた人にとってはかなり懐かしい出来じゃないだろうか
内訳として単行本表紙は20巻(画集表紙)と14・29・31・32巻と万辞苑から。
扉は第1廻と27・39・51・58・96・156・174・201廻から。
それ以外はプロトタイプ・新連載告知用2色カラー・ジャンプ表紙とか諸々って感じ。


私は家族が買ってきたジャンプ本誌で210廻読んだのをきっかけにマンキンに目覚めたので、扉とかはリアルタイムで見たことない絵ばかりでなかなかおもしろかった
個人的な好みで言うと36・156・201廻の扉好きなので入ってて嬉しかったなー
32巻表紙も文字無しで見てみたかったし
ついでに48廻扉と二回目の人気投票結果カラー入ってたら完璧だったかも
人気投票のあの絵好きだけどリアルタイムで見逃しててそれから見る機会少ないんだよなぁ
全体的に完全版やらなんやらで一応見たことある絵も多かったけど、告知絵と赤マルのファウスト&まん太の絵は初めて見た気がする
というか告知のやつ、2色刷り用の絵を4色刷りで見る機会ってそんなにないと思うのでレアじゃないか?これ
レアと言えばプロトタイプもだなー
花組・潤・たまおはかなり初期の段階で色イメージまで決まってたんだな…

画集眺めてて思ったのは、武井さんは照り返しって言うんだろうか、光の部分に差し色っぽいの入れることあるけどあれ好きだなー…というか光の表現が好きだなぁ
デジタルになってからはアニメみたいな綺麗さになった気がする
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PROFILE
華蓮さんのプロフィール
性 別 女性
地 域 沖縄県
職 業 夢追人