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2月07日 2204 話題:嬉しい出来事 今週月曜から、後期の基礎実習が始まりました。受け持ち患者さんはいないものの、自分から興味をもった患者さんのカルテや直接お話ししてコミュニケーションを図りながらバイタルサイン測定や清拭などを行なっていくものです。 たくさんの患者さんがいる中で、素敵な出会いをしています。毎日が大変ですが患者さんとお話しすることが楽しいです。 * ある患者さんAさんは麻痺があるのですが、ゆっくり喋るのを待っていると言葉もわかり、意思疎通が出来ます。 わたしはAさんの洗髪をさせていただいて、いつものように「またよろしくおねがいしますね」などありきたりな会話をしたりしていたのですが、Aさんはその言葉掛けが嬉しかったようでお見舞いに来る家族に嬉しそうにわたしの話をしたそうです。 後日お話をしに行くと「また来てくれたんだね」と喜んでくださり、「可愛いなあ、めんこいなあ」と嬉し泣きをするんです。そしてたまたまAさんのお孫さんとわたしが同じ名前だったせいか、余計に親近感が湧いて孫のようだと喜んでくださいました。 「女の子の言葉掛けはやわらかくていいなあ。めんこいなあ。あなたの名前、一生忘れないからね」 その言葉がすごくすごく嬉しくて。学生である以上、ましてや基礎実習でわたしたちが実施できる技術は限られています。その中でお話をすることしか出来ないと悔しさすら覚えていたのですが、Aさんと関わらせていただいたお陰で言葉の温かさに気付かされました。 何もできないなりに、わたしにもできることが見つかりました。頑張ろうと思わせてくれるキラキラパーソンを、わたしは大切にしなければ。 |