話題:地味にショックだった出来事


またまた幸楽苑に行った神田です

昼時を過ぎていたにもかかわらず、駐車場には結構な数の車が停まってて、カウンター席を勧められたら嫌だなと思いつつも、今度こそ担々麺だ!と意気込んで扉を開けたんだけどね‥

予想通り店員さんから「カウンター席へどうぞ」と言われてしまった

幸楽苑のカウンター席って、背の低い奴は気にならないかも知れないが、テーブルと椅子の間の距離が短いから座ってるのが苦痛なのよね

だからこれまではカウンター席を勧められたら店から出てきてた

この回は諦めるってこと

ところがこの日は食べ終わったらすぐに次の仕事場に向かわなければならなかったもんで、ここで飯を逃す訳にはいかなかったのだ

仕方なく狭いカウンター席へ

混んでいた割にはあまり待たないうちに店員さんが水を持ってきてくれた

そこで、担々麺大盛下さい!とちゃんと言えた

俺、結構噛むんだよ

だからメニューを指差し、コレ下さいと言う技を身につけたんだよね

でもすんなり言えたのでオッケーと心の中でVサイン出したよ

ここまでだったよ、気分がよかったのは‥

「担々麺大盛ですね、少々お待ちください」とその店員さんが言ってくれると思ってたんだよ

ところがだね、「あっすみません。担々麺は終了したんです」ときたもんだ

えっ、終了?と割と大きな声で口に出してしまった

その時カウンターの両隣の野郎がこっちを見たような気がした

一般人が放つ微弱な『うっせえなビーム』を俺のアンテナが捉えた

そこで、担々麺なんで終了なんだよ‥と思いつつ、両隣の野郎に強烈な『てめえの器見て食えビーム』を照射してやった

すると両隣はすぐ平常に戻ったが、俺が平常に戻れなくなっちまった

プチ放心状態っていうんかな

担々麺しか考えてなかったから、他のメニューが全部頭の中から吹っ飛んで行った

店員さんが「何にしますか?」と優しく話しかけてくれたんで、少し意識が戻ったような感じだったよ


それでも立て掛けてあるメニューに手を伸ばすことはできなかった

ショックが大きかったんだよな

だが何か答えなければと思って、美味しいの下さい、と言ってしまった

すると店員さん、「司ラーメンというのが美味しいですよ」と返してくれたので、じゃそれお願いします、と言えた


注文してから5分少々で運ばれて来た司(つかさ)ラーメンは、醤油とんこつスープに細麺という組み合わせで意外と美味かった

幸楽苑のラーメンの中では一番美味いかも

500円+αの値段でバラ肉チャーシューが何枚か乗っていたから、決して高くないし

次回行くことがあればこの司ラーメンの大盛を注文してもいいかな


レジで金払った直後に「担々麺なくてごめんなさいね。でも季節が変わればまた出てきますから。ニコッ」と店員さんが笑顔で言ってくれたので、店を出た時にはだいぶ回復した神田でした