話題:卒業


つっつつ、ついに大学を卒業してしまった神田です

こんな悲しいことは他にない

大学生活は楽しい事の連続というわけではなかったけども、学校にいる間は一息つけると言うか、友達とくだらない話をして過ごす時間が好きだった

それに、学生という肩書きのおかげで社会から少し逃げられていたのですよ

周辺人物に、何か出来なくても学生だからしょうがないと思わせることができたんだな

その逃げ場がなくなったのは痛い

今後は大人への階段を上がって行くのみでございますな



卒業式が済んで、みんなと飯でも食いに行くかと話してる時に、爺の施設から電話があった

爺の奥さんがベッドから下りる時に転けたらしく、その報告だった

飯を食ってからでもよかったような気はしたが、後回しにしてもそれまでがあまり楽しくないので、飯はやめて施設へ直行した

後で聞いた話、友達は夜遅くまで遊んだそうな

俺もそうするかも知れないと妹には言ってあったのだが、夕方帰ったもんだからビックリしてたな

でもそのおかげで美味しい物にありつけた

妹が作った大学芋

俺のせいでオヤジの分が減ったのだけど、オヤジは優しい顔をしてた

そして「卒業おめでとう」と言ってくれた

めでたくはないけどありがとうと返すと「なんでめでたくないんだ?」と不思議そうに言っていたが、大学芋を食べながらみんなでニコニコ

この日の大学芋は特別美味かったような…

腹減ってたからかな

(^O^)