話題:昨日のデート


昨日から夏休みに入った神田です

今年は新人を含む若い奴らをお盆の時期に休ませるから、その他の人達はお盆の前後に休みを取ってね!と上層部に言われたのだね

何故か俺は若い奴らに入ってなかった

それで俺はお盆の後に休みを取ったのだ

月末近くは銀行に行ったり色々することがあるため、丁度いいかなと思った

まあそれで銀行に行くわね

その後は爺と奥さんの様子を見に行く用事をこなしてしまおうと思っていた

ところが!

納豆女子大生から、「お休みに入ったのに、なにゆえ連絡をくれないのか」というストレートな不満をぶつけられてしまったのだ

これまでの女なら、うっせえな、会う日はちゃんと考えてやるから、それまで大人しく待っとれや!という内容をもう少し優しく伝えて、まずは自分の事を優先する

だが、どうもこの娘はそれが通用しないような気がするのだよ

通用しないというのは、強く言うと壊れちゃいそうな感じがするのだ

悲しむ顔を見たくないと言うべきか

なので、そこからデートになっちゃった

ただ、休みの間にやらなくちゃならない事をこなしつつのデート

爺関連作業は単独じゃないと難しいので回避したが、郵便局と役場には連れて行った

椅子に座らせて、ちょっと待っててねと優しく言わなきゃならなかった

いちいちなのでかなり面倒くさかったが、彼女にとっては、俺と同じ空間にいるのがデートという認識のようだったので、まあ難なくこなせた

その後ようやく体が空くのだが、何か飲もうかということになった時に、今度は仲良しの整備マンから電話が掛かってきた

今日暇だからさ、もし時間があればルクラかハイゼットカーゴの点検をやりたいんだけどってな連絡だった

この日はルクラで移動していたため、助手席の可愛らしい娘に、タダでアイスコーヒーを飲みに行くべと誘うと、二つ返事でOK

そしてトヨタを目指した




トヨタ近くのコンビニで、差し入れ用のビールとガリガリ君を購入した

「こういうの買って行くんだね」と、娘は感心したように言っていた

この娘が働く飲み屋にも、いつも何かしら持って行くから、俺がそういう人なんだと理解できたことが嬉しそうだった

俺の性格や行動パターンをまだ全部は知らないからね

付き合う相手が年上だと、その相手の全てを知るというのは難しいし、そこに近づくにも時間がかかるから、こちらは少しずつ見せて行けばいいかなと思ったり

これもデートの価値にあたるかも知れない

そんなことを思いながらトヨタに行って、点検を待つ間はアイスコーヒーを飲み、涼しく過ごせた

ハイゼットカーゴ2号を世話してくれたNo.3が近寄ってきて、「彼女にも車を買ってあげて下さいよ」と言うので、そうですね、その時はまた宜しくお願いします、と答えたのだが、娘はこのやり取りに感激したようだった

「私、この人に車を買ってもらえるのかしら」てな種類の感激ぽかった

社交辞令だとわかっちゃいるとは思うが、ホントにそうなったらいいなと思ったのかも知れない

娘は席の横にあった白い立派な車を指差し、ニコニコしながら「こういう車がいいな」と言った

値段が書いてある板に6百いくらか万円と見えた途端、手がぶるぶると震え出し、その車の全貌を撮影することはできなかった(タイヤ部分だけで失礼)



そんなこんなでこの日のデートは終了

次はお洋服を買うデパートデートになる模様

涼しい日だといいな