話題:父親


オヤジや爺について述べる回

まずは俺のオヤジ

豪州は気候がいいから体も気分もちったあ良くなるかと思ったけど、あまり変わらないみたいだ

毎日庭でボーッとしてるらしい

あっちは楽しいことを探しに行くにも絶対車が必要で、でもオヤジが自由にできる車がないからどこにも出掛けられない

オカンも相手してやりゃいいのにとは思うが、手が治ってきた今は構ってる暇がないのかも

このオヤジもオカンも、多分、息子に面倒を掛けたくないとは思ってるとは思うのだが、息子からしてみれば、彼らの様子がわからないのが一番困る

こっちに戻りたくなったら連絡せよ&迎えをやる、と言ってあったのだが、何も言ってこないのでこっちが動いた

取りあえずまたオヤジだけ引き取るつもり

女房とまた暫く会えなくなるのは気の毒ではあるが、愛情が切れた女に色々望んだところで何も得られないしな

そういうところ、何故息子と性格が全然違うんだろう

用がなくなった女なんてスパッと切れよと思うのだが、長い年月一緒にいた夫婦はよくわからん




次は糞爺

だいぶ衰えてきた

脳内出血をやってから手足が不自由になり、老人ホームの職員達がよく面倒をみてくれてはいても、衰えのスピードは落ちない感じ

今は、食事は全介助、横になってる時間が増えたために床擦れが酷くなった

そこで手術を決断したのだが、なにしろ高齢だから手術しても完治はしないと思うし、その手術のリスクも考えなくちゃならないしで、決断に至るまで結構時間を掛けてしまった

アメリカにいて、自分の親の面倒から逃げてやがる息子にいちいち連絡するのが面倒くさくなってきた

より良い返事はいつも無くて、宜しくお願いしますの一言だけなんだよ

糞野郎もいいとこ

親の面倒をみるのは仕方のないことなんだってのがわかってないんだよな

バカとしか言いようがない




俺は自分のオヤジの世話から逃げない

だって俺が逃げたら終わりだもんよ

オヤジがいると何となく嫌な気持ちになる時もあったが、オカンと一緒に居たって別に回復するわけじゃないし、もっと状態が悪くなってから戻って来られても、それはそれでまたキツい

オヤジが居ると妹の自由を奪うことになり、嫁に行くのも遅れるだろうな

だが幸運なことにまだ結婚したいとは言わないから、暫くは3人で暮らして行くべかな

そのうち豪州隊も合流してくれりゃあ、言うことないんだけどね




写真はウドの酢味噌和え

俺としてはかなり上手に出来たのだけど、美味そうに撮れなかった

ワカメかなんか入れりゃよかったかな

次に作る時は彩りを考えよう


日本にはこういう面白い食材が沢山あるよね

オヤジが戻ってきたら、色々食わせてやろうかと思う