話題:お出かけ。


いつだったか昼飯がうどんだった日

いつものうどんじゃなくて白い汁のうどんだった

聞けば豆乳うどんを作ってみたと

まあね、とても優しい味のうどんだったね

なんで作ったのか聞くと、その前の日に軽井沢に行ったらしく、そこで食べた豆乳うどんを家で再現したくなったって言うんだよ妹が

それ聞いて俺もどこかに行きたくなった

出先で食べた物を再現したいとまでは思わなかったが、最近どこにも行ってないことに気づいちゃったのよね

女共の洋服を買いには行ったけど、自分のためには出かけてなかったのだよ

そこでフラフラと出かけてみようと思った

ちょうど読む本が切れていたので、少し遠くの本屋さんに行って、その近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら買った本を眺めてやろうと

その程度でわくわくが止まらなくなった(単純安上がり)


車に乗り込むと助手席のドアが開き、「私も本屋さんに行きたい」と大きめの声を発した女

1人で行きたかったのにB子を連れて行くことになって、ここで少しわくわくが減った

だが全然気を遣わなくていい女だし、助手席からナビを操作してくれれば楽に走れるかなと思い直してレッツラゴー

取りあえずは南に進路をとって本屋さんを目指した

そのまま進めば海にぶつかる道を走った

ところがだね、その道で事故渋滞に巻き込まれてしまったよトホホ

本屋さんどころじゃなくなった

とにかく裏道を探して渋滞から抜け出さなくてはならなくなったのだな

「ここ道なりに進んで、住宅街を抜けて右折すれば本屋さんありますよ」と助手席から声がしたので、その通りに走ってみた

上手く渋滞は回避できたが、自分が今どこを走ってるのか全然わからなくて少し不安になった

ナビがあっても運転中はじっくりとは見られないから

それでもまあ無事に本屋さんがある道に出られた

だがしかし



B子が見つけた本屋さんは店内改装中らしく、駐車場の入り口に綱が張られておった

家を出てから約2時間、どこにも辿り着けない現実

運が悪かったと思うしかないけども、この日は給油のためにガソリンスタンドに寄っただけで終わった

得意の不完全燃焼


でもまあガソリンスタンドの喫茶コーナーでコーヒーが飲めたからいいとしよう

交通量の多い南に行ったのが間違いだった

次は北北西に進路をとらねば!