話題:うどん


とても疑問の残る『肉吸い』を食べた話

航空祭の下見に行った時に見かけたお店で、ちょいと気になってたのよね

それまで肉吸いがどんなものなのか知らなかったから

調べると大阪発祥なのかな、肉うどんのうどん無しの肉汁を『肉吸い』というらしく、東京人には全く馴染みのないメニュー

一緒にいた先輩も「肉吸いって何?」と言ってたから、二人して初めて食べる物だった

だが実物は何てことなかった

汁だけでは腹の足しにならないのでうどん付きのメニューを選択したが、よく見る『つけ麺』が出てきた

味は、うどんは程よく腰があって満足できるレベルではあったが、汁の方は普通な感じ

この普通な感じというのは、不味くはないが特別凄く美味という程ではない味

ついでに言うと、この程度だったら自分で作れるな…、なんて思っちゃった

値段がそんなに安くはなかったのですよ

うどん並盛りで690円

中盛りだと890円にハネ上がる

麺の量が少し増えただけで200円もアップするって、頭おかしいんじゃないかと思った

それに、その日に限ったことなのかも知れないが、小銭と千円札しか受け付けない券売機で食券を買うのに、先輩が5千円札を両替してくれと頼んだら、店主は出来ないと答えた

俺が細かいのを持っていたからいいけど、なんか不思議な対応だった

あとから来た客も両替を要求したのだが、近くのコンビニで崩してきてくれと言う始末

店をやる資格がないと思ってしまった


やっぱりね、飯を食うところって最初から最後まで気持ちよく過ごせないと駄目よね


食べてる途中で店主が「これ蕎麦湯です。お湯なんですけどね」と言いながら、熱い液体の入った小さな容器をテーブルに置いたけど、うどんなのに蕎麦湯とは何だ、しかもお湯とは何だろうと思ってしまった

うどんの茹で汁に何の効果があるのかよくわからなかった

お茶を出してくれた方がまだよかった感じ


見た目は美味しそうだし、手前の柚子を入れると爽やかな風味になってよかったのだが、しっかり満足したという感想は抱けなかった

残念な回