話題:おっぱい


いやいや、触る気なんてコレッぽっちもなかったんだよ

そんな関係は望んでなかった

だけど俺が、彼女の周りの男とは少し違ったのかも知れないな



納豆を自分で作るという女子大生ホステスのマンションに呼ばれたのですよ

呼ばれたと言ってもだね、ガスコンロのチチチチチチチっていう火がつく前の音がしなくなったって言うから見てやったのさ

あれは電池を交換すれば元通りになるから、コンビニに行って電池を買い、それを装着したらチチチチが復活した

その日は蛍光灯がチカチカなりそうだったから、それも替えてやった

あとは何だったかな、イチゴを持って行った日だったかな、うどんを作ってやったのよ

少し体調が悪くなりそうてなことを言うもんで、消化のいいものを食べさせてやろうと思ってさ

その時は出汁を鰹節から取ったのさ

その作業に少し感激したみたいな感じだった

そして食後にマッサージを施したのよね

血のめぐりが良くなれば食欲も出るし、快眠できるから

それが気持ちよかったんじゃないかと思われる



店を出て帰る時にマンションに連れて行かれた

お茶をごちそうしてくれるって話だったから、じゃ少しだけと答えたんだけど…


女に言い寄られた時には、彼女がいると言えとB子には言われてたんだよ

だけど店の中で話してるうちに、彼女はいないと言ってしまったのだな

そして、世の中の男共と同様、おっぱいが好きだということも認めてしまったような気がする

その時は、七星先輩が巨乳愛を語ってる時に、その延長で俺も乳好きみたいなことになってしまったんじゃなかったかな

酒も飲んでないのに記憶が曖昧なのは、その日は夜勤明けで疲れていたからで…


ソファーに並んで座って、出してくれた熱い紅茶を飲んだ

するといつの間にか彼女の頭がこっちに近づいてきて、接吻待ちの状態になった

そこで何を間違えたか、接吻くらいいいかと思ってしまったのだな

それが、その日の失敗の始まりだった訳だが…


つづく