話題:嬉しかったこと


まずは日曜のこと

納豆女子大生の部屋でお相撲を見る筈が、車を駐車する場所が見つからなかったので、彼女に出てきてもらった

そして、近くのファミレスの駐車場をちょいと借りて、車の中で相撲観戦

でも、二人共、あまり見てなかった

人気力士の取り組みの時だけは画面に目をやるが、あとはもうお喋りがメインだったね

俺は彼女がニギニギしてくれたおにぎりを頬張ることができて御満悦(笑)

ただ、腹に食べ物を入れてしまってからは、睡魔との闘いが始まった

このまま最後までお相撲を見るかどうしようか迷ったのだが、眠気に負けたら困るし、雨が強くなってきたので、途中で解散に持って行った

大相撲中継は、17時頃にニュースが入る

きっと家で見てる人にとっては、お茶をいれたりトイレに行ったりするのに丁度いい時間

そのニュースが始まったと同時に、彼女をマンションの前で降ろした


こういう時、まだ帰りたくないとか言う女だと困るんだよね

そんな事言わないで帰りなさいと説得しているうちに、ニュースが終わって後半戦が始まってしまうから

でもこの時は、一緒にいる時から日曜は暗くなるまでには帰宅せよ、だとか、今後の予定のようなものを話してあったので、素直に従ってくれた


その日はダーウィンが来たも、恐竜番組もスルーした

もう帰ったらバタンQだったもんでね



で翌日、彼女の学校に行った

ランチを一緒にしようと約束していたから

学食で何か注文すればいいかと思っていたのだが、妹用に弁当を作ったのに「今日は要らないよ」なんて言われてしまったもんだから、いいや、この弁当を彼女に食わせ、俺は定食があればそれを食おうと思っておったのよ

ところが、彼女は自分のと俺の分の弁当を作って持ってきてくれていた

そこで、俺が作った弁当を彼女に食わせ、彼女が作った弁当(二人分)は俺が食った

なんとも幸せな時間でありました






俺が作った弁当の中身は、牛肉と人参ピーマンの炒めものに焼き鮭を半分、それにブロッコリーとプチトマトを添えた、ごくごく普通の弁当だったのだが、彼女は凄く美味しいと言って完食してくれた

ごはんを一粒も残さず食べてくれるってのは、本当に嬉しいものですよ

対する彼女が作った弁当は、もっちりロールパンのサンドイッチだった

おかずは太めのウインナーと玉子焼き

パンは前日にコネコネして、朝焼いたと言っておった


やっぱり早く帰らせたのが功を奏した

彼女も「自分の時間が取れてよかった」と言ってくれたので、前日の決断は間違っていなかったのだ


この人は、まだ付き合いの初めの方だから断定はできないのだが、わがままを言いそうにない

他の女共と同じように不満を溜め込んで、後に爆発するかも知れないが、今のところはそういう兆候は見られないし、そういう性格ではないような気がする

同じ空間に一緒に居ても居なくても、非常に楽と言えばいいかな


二足のわらじについても俺は経験者であるから、時間の使い方や体調管理に神経を使う傾向があるのだけど、彼女も同じ事を考えているような気がする

決して口に出さないところが、年齢の割には大人な部分かと


いい関係でいられたらいいのだけどね