話題:嬉しかったこと


夜勤明けの日は、なるべくどこにも寄らずに帰宅し、少し寝られれば寝て、体力を回復させようとする

ところが今日は解放される直前に緊急案件が生じ、実際に解放されたのは夕方だった

もうフラフラ状態

家まで帰るのは諦めて、寮で寝ることにしたんだけどさ…

寮は冬用のシーツをまだ持ち込んでなかったもんだから、敷布団が冷たく感じてなかなか眠れなかった

そこで毛布をシーツ代わりに敷いて、掛け布団の上に本来のシーツを掛けるという、誰かに見られたら結構恥ずかしい格好で寝ることにした

まあ、意外と上手く寝られたよ

目覚めた時には春が来たかと思うくらい暖かかった

ただその暖かさは、下っ端ちゃんの優しい行動によるものだった

掛け布団の上のシーツの代わりに、ピンクの毛布が掛かっておった

おかしな寝方をしているなと思いながらも、自分の部屋から持ってきたそうな

そして物凄く縮こまって寝ていたらしく、背後から羽交い締めをして俺の体を暖めてくれたそうな

これも添い寝と呼んでいいのかな(?)

寝てる途中で、体が締め付けられているような気がしたんだよね、そう言えば

でもそれって、家とは違う綿の掛け布団なので、ただでさえ重たく感じるんだよね

単にその延長かと思っておった

その変則的な添い寝のおかげなのかな、目覚めた時は気分が良かった

そう長い時間は寝ていないのに、だ



つづく