イルボンサラミエヨ。


日記。

昨日、ちょっとナーバスになることがありました。
韓国の友達が、予備軍訓練中ということを知らせてくれるために、
1枚の写真を送ってくれました。
使いこなされているような、少し汚れた銃と、
革のレースアップブーツがそこには写っていて、
地面でリラックスしている雰囲気でした。
帰宅指示を待っていると友達は話してくれた。

北朝鮮と緊張状態が続いているねって話したら、彼も困惑した返答でした。

戦争と隣り合わせで生きてる同世代。
今まで感じることのなかった怖さが、
じわりと私を襲いました。
今日のnewsでは、
全面戦争も辞さないと北朝鮮が発言し、
韓国を挑発することを私はとても不安に感じました。
けれど友人は、恐れてはいませんでした。
すでに、北朝鮮上空で、韓国とアメリカの空軍が待機し、何かあれば、金正恩宅を即座に爆破するつもりでいるからと話してくれました。
金正恩は死にたくなければ戦争を仕掛けてこないと彼は言っていて、北朝鮮は今年の干ばつのせいでひどい食糧難に陥っているため、挑発を行い取引をしようとするのだと言いました。
もしも、戦争になったとしても、
北朝鮮を味方する国はいないため、自分たちに危険なことが及ぶ確率はとても低いと、私を安心させてくれました。

私の大事な友達が、銃を持って戦う世界と、隣り合わせで生きていることが、私に、初めて、恐怖という実感を与えたのです。私の友達が、もしこの世からいなくなってしまったら?怪我をしてしまったら?とても苦しい思いをしてしまったら?心配が悲しみになり恐怖へ変わりました。平和に暮らしている今の気持ちが、理不尽なことで破壊されることがある。それを目の前に突きつけられ、思い知らされた日でした。


日本人として生まれて、広島というところで育ち、戦争を体験した祖父や祖母に話を聞いて育ったが、身体が、背筋が、凍るような感情にとらわれたことは、ただの1度もありませんでした。
それはやっぱり、自分が体感してみないと分からない感情がそこにはあるのです。
大切な人を失う怖さ、家族と離れ離れになる怖さ、死、生、苦しみ…
日本人は、忘れかけています。
戦争を知る人がこの世からいなくなっていきます。
私たちは、もう1度、同じことを経験しなければ分からない生き物なのでしょうか。

でも、私は、残忍な相手に、
支配され殺されるのを待つよりは、
戦うことを選ぶかもしれません。
しかし、コミュニケーションで、
高等な能力を持つ人間同士が、
身体でぶつかりあって傷つけ合うなんて、
なんだか滑稽に思えます。
やっぱり人間はバカなんでしょうか。
何もできず、ただ思いを吐き出すだけの私も
とても小さな生き物のように思えてしまいます。
一体、宇宙からみた地球人は
どんなふうにみえるんだろう。



08/22 23:54
[日々のこと]
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