話題:絵本

薄く透明な蝶や蜻蛉の翅を背に生やした小さな美しい人が、月夜の下、星の光を探し花の露に喉を潤してさ迷い遊んでいる
…というそんな妖精が好きな人にオススメしたいのがこの本。

なんでも19世紀の英国で妖精の絵を描くブームがあったそうで、色々な画家がこぞって美しく可憐な妖精の絵を描いてたそうです。

この本、そんな画家達の浪漫溢れる妖精の絵が沢山載ってるんですよ。

少々値段は高いんですが、幻想的な妖精の絵を見たい人は満足いく内容になってると思います。
(・ω・)

なお、この本には、QUEENの歌のモチーフとして有名な『フェアリー・フェラーの神業』※も収録されてますよ。

※『フェアリーフェラーの神業』
狂える画家リチャード・ダッドが父親を殺した後、精神病院の中で生涯描き続けていた妖精画の事。
ダッドがこだわり抜いた左右対象等といった構図は異常に精密であり、描かれてた妖精の表情は異次元の者を見事に表現してる。

******この絵をモチーフに英国バンドQUEENが作った歌、『The Fairy Feller's Master-Stroke』は7曲目に収録されてます。

『QUEEN�U』はオススメしたいアルバムです。
（※ただ癖があるので、先にクイーンのメジャーな歌を聴いた方がいいかもしれません）

このCDには『フェアリーフェラーの神業』の他に、例えば人喰い鬼オーガーの戦い（#6:Ogle Battle）、憂いを帯びた純白の女王（#3:White QueenｰAs It Began）、魔性の魅力を持ち魔物の軍勢を率いる漆黒の女王（#9:The March Of The Black Queen）…等を描いた内容となってます。

もし気になったらレンタル屋やようつべで試し聴きしたらどうでしょうか？