15/01/18 20:27 (:本)
  別冊太陽『アンティークジュエリー』


Amazonで安いのを見つけたので600円で購入。

アンティークジュエリーの本場ロンドンの老舗+日本の店を紹介して、店ごとの自慢の宝飾品がフルカラーで紹介されてます。

キラキラした宝石に目がくらみそう…何より、物凄く細かい鎖状を金を編み込んでたり、ミリ単位の玉をびっしりと並べたり、硬い宝石に彫り物したりetc.…と、失われた超絶技巧の技術が施されたアクセサリー達に、うっとりとため息が出そう。

今じゃあまり見ないですよね…、ルビー、サファイア、エメラルドを丸くカットしたのとか。
キラッキラにカットしますから。
ルビーに美女を彫ったカメオとかねぇ…。
ブリリアントカットが発明される前のローズカットのダイアモンドも、輝きは控えめだけど素敵。
細工物の影で支えてるみたい。

瑪瑙のペーパーナイフ、青い花をくわえた金の小鳥のブローチ、インドの上質のサファイアをふんだんに使った晩餐会用の豪華なネックレス、鈴蘭の花束に彫られた象牙のピアスとブローチ、イタリア製の妖精が彫られたカメオ、アールヌーボーの虫や花の指輪や腕輪、ピンクトルマリンと金のネックレス…どれもあげたらキリない綺麗さ。
もし自分が、シャーロックホームズやルパンが活躍してたあの時代に行けたら、今買うより、安く買えるかな〜と無い物ねだりしたり。


リボンと矢印の形のアクセサリーは、イギリスのもんだとか、
イタリアはモザイクの鳥がラブリー、派手だけど絶妙に煩すぎないデザインが流石イタリアとか、
天使の生首多いとか、
亡くなった人の髪の毛入りの指輪やペンダントは、他人の自分じゃ怖くてつけらんないとか、
アメリカはエナメルで作ったスミレの花のブローチや指輪が人気だったんだ、普通に欲しいなとか、
カルティエ凄い…っ、流石インドのマハラジャ達にアクセサリー作ってただけある…と色々書きましたが、とりあえず、とっても楽しい本でした。

写真が豊富。
私みたいな綺麗なアクセサリー眺めたい人も、宝石が好きな人も満足するかと。
カメオも沢山あるのでカメオ好きも勿論。

1ページに3、4個のアクセサリーが載ってる×150ページなので、楽しいけど眺めるだけでも大変です。




話題:今読んでる本


この本↑面白かったから、図書館でまた借りようかな。



アンティーク・ジュエリー - Wikipedia
ja.m.wikipedia.org



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