アマゾンのオススメで紹介されて気になったので観てみました。
介護の仕事をしながらのシングルマザーの苦しい生活、旦那様がなくなった時のトラウマ、息子の奇行と金切声、主人公の疲れ切った生活は見てるだけでこっちまで疲労が覆いかぶさるようで辛い。
そんな中、読んだミスターババドックというエドワード・ゴーリー並みの不気味な絵本を息子にせがまれて読みきかせしたせいで、更に苦しい生活に拍車がかかることに。
ミスターババドックさんが某闇芝居シーズン3のクリーチャー並みの露出をしないお方でよかった。姿が見えない、闇の中にたまにシルエットが見える程度だから勝手に主人公と共に実際のサイズより大きな恐ろしい者だと想像しちゃうんです。
おくゆかしさが一番!
ババドック絵本の場面は開くだけで禍々しさ全開でいちいち不気味で面白い。
怖いけど、ほんのり可愛らしさとお洒落さがあったイラストと装丁だったので、実物の本で売ってたら少し手にとって読みたいですね。
仕掛け絵本で飛び出し絵本なのも楽しいから。
もちろんババドックさんが来ないこと前提ですが。
この映画では、主人公の息子の挙動とヒステリックさに終盤までひたすら堪えるのがキモ。
息子はまるでシャイニングのダニーをもっとクソガキにしたようなお子様で、子役さんの演技力がうますぎて寒気がしました。
ババドックさんは確かに怖い。
だがしかし主人公のママさんと息子の顔芸と叫び声はもっと怖かった!
シャイニングのママさんといい勝負するくらいにッ。
なんやかんやシャイニングが好きで、あの張り詰めた空気とキィーンとした音が時々聴きたくなるくらい。
ママさん顔が怖いけど、パパから息子を守ろうと頑張る根性はただただ尊敬します。
私はあんなことが起きたらきっとすぐ殺されるだろうなあ。
キャーキャー言いながらやることやる女性キャラは見習いたくなるくらい大好きです。
話題:ホラー映画
それにしてもホラーと怪物パニックもので犬が出るとほぼ100パーセントろくなことにならない。
ババドックもそう。
犬が好きだから辛くなるので、ホント勘弁してほしいです。
(;ω;)
犬が活躍して敵をやっつけたり追い払うホラーか怪物パニックものがあればなあ…!
10年くらい前はじめて見た時は衝撃でした。
おぞましい二人の吐き気をもよおす邪悪オーラはすごい。
気になって買ったウェスト・ウィングは、見終わった後、もし真夜中に本が勝手にパラパラ開いたり囁きごえが夜中に聞こえたらどうしようと想像したら怖くなってしまい図書館にあげてしまいました。