18/03/08 20:49 (:読み終わった本)
  最近読んだ本やら漫画のミニ感想

再読の手持ち本。ゆるかわキャラあふれるミニミニサイズの可愛らしい和綴じ本。お値段は1700円超えでお高いけども。これらの絵を一筆箋に筆ペンでさらさら描けたら、きっとお洒落で素敵だと思う。


ドラえもんの作者の有名なトラウマ漫画『カンビュセスの籤』が入ってる黒く奇妙な短編集。カンビュセスの籤のラストの切り方といったら…。人食いと途方も無い時間について考えさせられる。『ノスタル爺』は題名の奇抜さに反して切なく悲しい話。最後のコマのお爺さんの何ともいえない微笑みを目にする度にジワっとなってからベエベエ泣きそうに。


図書館で借りた絵本。
動物の巣に興味を持ったチリの様々な賞を受賞した有名な建築家とスペインのイラストレーターがタッグして作った動物の巣のポップな絵本。鳥さんの巣に惹かれて借りたら、コウノトリの巣は年々増築して下手したらライオン一頭分250キロの重さになり民家の屋根をぶっ壊す事に衝撃。可愛く描かれてるが、シロアリと蜘蛛は苦手な人は注意。


図書館にて。
日本画の1ジャンルである美人画を、うなじ、眉、指先、足先、髪など、画家たちがどこに気合いを入れて美しく描いてるかをチョメチョメした解説つきで紹介してる本。有名どころは比較的少なめな玄人好みの印象。
数は少なかったけど伊東深水、上村松園の安定感といったら。
美女たちのまとう着物がみんなお洒落!


手持ちで再読。
初めて見た時、グリフォンと妖精の輝くようなサファイアブルーの色彩に目を見開き、美術に興味を持つきっかけになった本。目に見えないものしか信じないと言ったモロー。破滅の呪文を身に纏うようにも見える『刺青のサロメ』、鮮血の飛び散る戦場に不気味に佇む『スカイア門のヘレネー』、斬首された詩人の魂を静かに弔うオルフェウスと乙女の絵、そんな魔性と神聖の混ざりあった美しい絵を生み出せるなんて、一体モローの心にはどんなものが住んでいたのだろう?文学的で謎めいた解説が作品の雰囲気を一層増してて良い。


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