2017.6.21 Wed 20:18
その世のどこか、地図にない国/鯛野ニッケ



その世のどこか、地図にない国/鯛野ニッケ
話題:BL漫画



はああ、萌えた〜〜〜!!!



すごく理想の年下攻めでした。萌えしかない、120点!
萌え転がるってまさにこんな感じで、途中からこのときめきを抑えられずベッドでニヤニヤとごろごろを繰り返すただの変態に成り下がってました。

サンプルで躊躇したけど、こんなことならもっと早く読めば良かった!


あらすじ:
好奇心に任せて世界を旅して回るシンが苦心の末潜入したのは、他国と一切の外交を絶つ「地図にない国」オライエ。謎多きその国でシンは、高貴な少年国王・ムスティアとその従者であるしとやかでクールな美人従者・ノネと出会う。
オライエ特有の致死率の高い病に罹患しているムスティアの命を繋ぐためと、シンの目の前で繰り返される主従の「治療のキス」。けれどそこに色濃く漂うノネの情欲に、シンは……?



シン×ノネのはっきりとした描写が最初にきたので、てっきり、シンとノネとムスティア様の三角関係だと思ってたら全然違った!
まさかの主人公かと思われたシンが当て馬で、ムスティア×ノネの純愛!!!

まさかの、まさかの年下攻めに嬉しい誤算(⌒▽⌒)

私の伝わりにくい性癖の1つに、
幼かった攻めが、立派な年下攻め様に成長するというものがあります。
それこそ、ちょっとの回想とかじゃなくて、幼少期をガッツリと描いて欲しい、例えば日高ショーコさんの「憂鬱な朝」とか。

幼少期を知ってるからこそ、余計に萌える…それは、もう光源氏の如く。

年下攻めが基本的に好きだから、ムスティア様ショタ攻めでも全然イケるし、そこら辺のストライクゾーンの広さには自信があったんだけど、成長したムスティア様のスーパーイケメンパワーに、ショタ攻めが吹き飛びました。

嗚呼、あんなに小さかったのに、心身ともにこんなご立派な攻めになられて………(うっとり)
小さい自分を無力に感じていたあの頃があったからこそ、喜びもひとしお…


しかも、昔からそういう意味でノネのことを好きだったのに、兄のように慕っていたからこそ関係を壊したくなくて手を出せない葛藤も年下らしさを残して大変美味でございます。
シンにノネの乳首が弱いって煽られて、死ぬほど悶々してたんだろうなぁ…可愛い…っ(溜息)

この世界観も、ムスティア様の高貴さもあの美しい絵があってこそだし、もうなんていうか、ほんとありがたい作品…


誰か、光源氏計画BL出して。(切実)







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