14/04/19 00:41 (:未完成)
体重が減った


『タツヤ!』
『タイガか!また会ったな!』
『よっす、まだ東京にいたのかよ、帰ったかと思ったぜ』
『まるで早く秋田に帰れと言ってるみたいだなぁ、タイガ?部活で来てるからな、勝手に行動できないんだ』
『ふーん。…とかいって抜け出して来てんじゃねえか!』
『まぁね。先生も先輩?も堅苦しくてそう何時間も耐えられそうにないんだよ。時間になったらホテルに戻るさ』
『あー、遅刻とか団体行動とか、けっこー厳しいよなぁ日本の部活は。たしかにめんどくせーわ』
『だろ?別に一人でも危なくないし、滅多に絡まれたりしないからな、日本では』
『ヤンキーか?それともゲイにか?』
『ははっ、どっちにもだな!それに、どっちに絡まれてもこっちの人には負ける気がしない!』
『やめろよーお前が言うと冗談に聞こえねっての!』

「…あの。一応ボクもいるんですけど。」

『……やぁタツヤ!調子はどうだい?こんなところで再び会うなんて奇遇だな!』
『ブフッ!……こほん、こんにちはタイガ。俺は元気だよ、君はどう?ところで、そちらのお友達を紹介してくれないかな?』
『俺はお腹が空いています。そして、これは俺の友達、黒子テツヤくんです』
『初めましてテツヤくん、俺は…』
「『英語で話すのをやめてください!』…二人とも、教科書英語を馬鹿にしすぎです」
「アッハハハ!案外楽しいもんだなこれ!」
「ひーっ、腹いてぇ!タツヤおま、紹介してくれませんかってなんだよ!もう知ってるだろ!しかもなんでそんなかしこまんだよ!」
「だって、教科書にはそう書いてあるだろ?それにタイガだって調子はどうだい?とか抜かしたじゃないか」
「だって黒子がよー、っくく」
「…悔しいことに教科書英語の内容はなんとなく聞き取れましたよ。でも普通の話言葉とこんなにも違うんですね」
「まぁね。でも難しい話はしていないよ?俺たちは教科書みたいな会話はしないから君たちにとって難しく聞こえるだけだ」


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