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歩調を合わせてからが2018年!

2018年2018年言ってますが、
今回の、2018年の成長具合がヤバい。

12月31日、「大晦日!大晦日!」ってはしゃいでて、
ちょこっと日本酒飲んで、
まだ22時だったので、
ちょこっと仮眠しようかなー!


と思って起きたら、
既に2018年から数時間経ってた。

あれれれれーー??って。
コナンくんぐらいわかり易く驚いてみたけど、

早い。2018年の登場の仕方が、
高度成長期ぐらい目まぐるしい。

こちらとしては、
まだ全然2018年に突入する準備が出来ていないというか、
なんなら風呂も入ってなければ着衣も2017年のまま、ヨネスケっぽく2018年が来やがったわけです。

でも待って待って、
そもそも、365日も生きましたっけ??
って聞かれると、ちょっと怪しい。

まだ2017年のライフポイント残ってる気がする。

っていうのもですね、





2017年のね、夏真っ盛りと言われる夏にね、
仕事帰りでよっこらよっこら坂を登りまして帰路についたとある日、
もういち早くお風呂に入りたくて入りたくてね。


疲れと汗を、なんなの?ディメンターなの?
ってくらいの勢いで吸い取った服を、
キューティーハニー並の速さで脱ぎ捨てた。
インナーとブラを一気に脱ぎ捨てた時は、
一瞬ハニーフラッシュが炸裂するかと思ったよね。

それくらいね、すぐにお風呂に入りたかった。

で、ものの見事にスッポンポンなわけ。
マンモスとか食べそうな時代っぽく。
石器時代って名を人生で語れるとしたら、
あの瞬間がピークでした。

こんなに丸腰って言葉が似合うの、
ナメクジかあたしかっつー。
生まれたての赤ちゃんだって颯爽と看護師さん達が毛布でくるんでくれるっていうのに。

それでも現代人のプライドっていうか、
タオルを浴室に持っていこうとタンスをごそごそ探したんだけど、


もう全然、現役のタオルが見当たらなくて、


おめぇ、最後に仕事したのいつ?

みたいなハンカチしか出てこないの。
既に定年迎えましたみたいな。


っていうのも、あたしんち、結構タオルの守りが堅くて、
マヌエル・ノイアーでもいるのかなと錯覚するくらい、
ちょっとやそっと使っただけでは無くならないんですが、
その守りにあぐらをかいて、
1ヶ月くらいタオル洗ってなかった。

暑さが引きこもりに拍車をかけて、
プライペートな外出をしない分、ずっと出勤時のスーツだけおしゃれ洗いしてたけど、
まぁ、気づいてた。
未洗いのタオル勢、山の如しって現実には。

ホテルで用意されてるような、洗剤のCMに出てきそうな外向けのタオルも何枚かあったんだけど、
ここぞとばかりに使いまして、タオルっつータオルの、ライフ0。
夏場っつーか、もはや山場。

なんとなく夏のテンションで、なんとかなるっしょっ!
って気楽に考えてたのが悪かったんだと思う。
なんってーか、織姫と彦星も年1の頻度で上手くやれてっから。ヨユーヨユーってね。

現実は、ドラクエだったら所持金なくて、皆棺桶って場面。
あんなに心強かった仲間(タオル)が一転して、
なんなの?なにしてたの?屍なの?みたいな目で見てくる。

でも、スッポンポンっていう、
もうお風呂入る気満々って意気込みがどの角度から見ても伝わるこの状況において、
今から洗濯する気なんて全く起きませんし、
かと言って定年後のハンカチを取り出す勇気もちょっと足りない。


だってそのハンカチね、
折りたたんでるの拡げようとしたら、

パリッ っていったからね。

絶対めっちゃ汗かいてるけど、あたしのが綺麗。
最近階段登る時、膝ら辺パキッ っていうけど、
いい勝負だとしても多分きっと勝ってる。



でも、さすがにタオルなくして風呂は入れないんじゃない?
手やら足やら振り回して水気を飛ばすのも、
なんかちょっと怖い。お祓いみたい。
勢い余って塩とかね、撒いちゃいそう。

って思ってたんだけど、あまりにお風呂入りたくて、
なんかもう、いいかなって。

戒めのために水気が乾くまで生まれたての姿でいるのも悪くないかなって、
子鹿だって産まれた直後に「立つ」っていう試練与えられるわけだし。

と、ふと部屋の隅に視線を落とした時、



あった!

タオルあった!!

出会っちゃった!!!

高揚を隠しきれずにデューク更家みたいなウォークで近づいてね!
これこれ!タオル!水気を取る感じのこれー!!




って、というより、まぁ、

タオルって言っちゃうとちょっとおこがましくて、
ハンカチにちょっと毛が生えた感じの割と大きめな生地っていうか、
会社の人からお土産でもらった日本酒に巻いてあるやつで、


いえばまぁ、名も無き布なんですけどね。


お遊戯会でいえば友人Bが持ってる木の枝的な位置。

渋めのデザインが良さげだったので、
さっと手洗いして軽く干してたこの布が、
ここにきて主役級にクローズアップされてる。
ノーマークだった布がまさかのメインキャラ。

ちょっとね、一瞬躊躇った。
布かー、、って。

でもね?

「ラスボス(風呂に)いる部屋にはいりたかったら、俺をもっと活かしてみ?」って雰囲気出してる。
「欲しいんだろ?俺が。」っつって。

オーケーオーケーっ。
乗ってやろうじゃんよ。って、
おもむろに窓を開け放してちゃちゃっと取ろうと思った瞬間ですよ、




このタイミングで入ってきたまさかの、蝉。




数週間のうちにメスとイイ感じにならないと、
地中での生活がマジ卍っていう、蝉。ご来宅。



まじで?



こんなにも自由度の高い空の世界で、
おめぇ、、なんでこの窓選んじゃった??
晩御飯時に突撃訪問する時にはせめてインターホンは鳴らそうってヨネスケに教わらなかった?

こちとらスッポンポンっていう状況を加味して、
割と控えめに若干腕が出るくらいの開閉度でしたし、20代も後半に入りたてですから、昨年よりも大目に恥じらいも出してたつもり。

ここにきて蝉の積極性を、恥じらいが逆に刺激するとはなー。



もう飛び込んできた瞬間、
あたしの顔の横をシュバっと通り過ぎた瞬間、
貴乃花の物真似する日村かな?ってくらい顎引きながら
「っっっめい‥‥!!!!」って、上体を後方に反らしながら咄嗟のイナバウアーで回避したわけですが、

まじで人って、状況が飲み込めない恐怖に出くわすと、声、出ないから。

「キャー!!」とか、女子っぽい美しいハーモニー奏でてらんないわけよ。音域がせめぇ。

なによりも喉より先に手足が機敏に動いて、取り敢えず防御。
上と下の大事な部分、取り敢えず防御。


この一人暮らしの女子の家に半ば強引に訪問してきたにも関わらず、

「無事、着陸。」

みないにすましてるからね、
こちらも片膝立ちで大事な部分隠しながら、臨戦態勢。
いつ火蓋を切って落とされてもおかしくない状況。



でもね、

まーまーまー、1回状況を整理しようぜ。


そちら、夏の風物詩かなんか知らないけど、見て。
こちらをまじまじと見て。


全裸なの。
今まさに風呂に入らんとしてるの。

んでさ、ここはお互いに平和にいこうよーって。
はいはい羽休めがすんだならさぁさぁ飛び立て飛び立てーー。大空を飛び交えーって、
三三七拍子で手拍子をして促してたんだけど、



あいつの羽音のが全然、手拍子よりでけぇ。
そしてめっちゃ飛び交ってる。
家の中めっちゃ飛び交ってる。

しかもさ、蝉ってね、割とデカイ。

ボディビルダー並みの胸筋。大空を飛び交う羽。
尚且つ、見事なまでのシックスパック。
そのくせピアニストを匂わせる繊細な腕、指。
あとね、体に似合わず落ち着きがない。

正直、申し訳ないけどちょっと怖い。


せっかく孵化して出れたシャバ(地上)を楽しもうと、あっちこっち行ったり来たりするもんだから、
こちらとしても全く気が抜けない。
同点ツーアウトで、俊足プレーヤーがサードホームから常に「リーリーリー」って言ってるくらいの緊張感。
オペ中だったら餅つきのリズムで、助手が手早く汗拭いてくる賑やかさ。


もう、あまりに元気よく家の中を飛び交うもんで、
ちょっとした家宅捜査みたいになっちゃって、
あたしもあたしで「そこはダメ!!」とか初めて彼氏を家に連れてきた彼女みたいな動揺の仕方でね。
その辺に置いてあった海鮮丼屋の出前のチラシで追いかけ回したんだけど、

出る気配、無し。
ところどころであいつ小休憩入れてっしね。

でもあたしも、風呂入るってミッション抱えてるから、めっちゃ誘導した。

日本に来たの初めてっていう外国人に、
凄くわかり易く道を伝えるみたいにね。
身振り手振り交えつつ、なんなら自分で1回外に出る真似してみたり。

こっちだよーって。
ここから向こうが外だよーって。



もうね、挙句の果てに電気の上とかにとまっちゃって、
数年間見て見ぬ振りをしてた誇りをね、
季節外れの雪のように落としてきたり、

時々姿消して、強制かくれんぼさせられるわけ。
ずるくない?高いとこに隠れられるその羽ずるくない?


その間ね、着々とあたしの体温は下がってるわけですよ。
サーモグラフィーで言えば黄色から紫になりかかってる。

夏といえど、そろそろ寒い。
あいつとの戦いで出た汗も息付く間もなく冷める冷める。


なので、決意した。

これは刺し違えてでも刺し違えてでも刺し違えてでも刺し違えてでも、、、一戦交えようと。


一瞬たりとも目を離さず、足の感覚だけでキンチョールのあるところまで移動した後に、
電気の上にいるあいつに近づこうと、
テーブルの上に登った。
左手にはキンチョールの蓋。
右手にはキンチョール本体。
そのうえ全裸。

しかも電気の下ですから、
いい感じで光に裸体が照らされてる。
ちょっと絵画っぽい仕上がり。ルーベンス的な。
フランダースの犬だったらネロがあたし見て感動する場面なんじゃないの??


で、少しだけ、ほんと少し、お気持ちばかりを「プシュッ」ってかけてみた。

正確に言うと、ちょっと狙いを外して驚かせて外に出てってもらおうって魂胆でかけてみたけど、

いやまぁ、ちょっと予想してた。
案の定ね、怒りに触れたみたいで、
怒りの羽ばたき方が半端ない。
ヘリの着陸みたいな迫力がね、部屋中にひしひしと伝わってくる。

笑顔で話してたヤクザに誤ってタメ語で話したらいきなりチャカ構えてきた感じで、部屋中飛び交う飛び交う。

その間のあたしっつったら、
「おっとっと」っとかってお菓子の名称唱えつつ余裕こきながら、
身近にあったうちわで腰引き気味に応戦の姿勢を見せるも、心の中では白旗。

もうほんと、マジ卍。

咄嗟にね、友人へのプレゼントを買った時の高島屋の袋があったのでね、
これだ、、!って、

本当は袋ごとあげようと思ったら、
「あっ!こっちの袋に入るじゃ〜ん!」って、
他の人のプレゼントに文字通り丸め込まれたんだけど。

「えっ、、っと、あ、効率的〜!」って、
変な褒め方になったのは、今となってはほろ苦い過去ですね。



んでまぁ、その丸め込まれなかった袋で捉えようと、
西部劇並みにお互い睨み合いながら、先方の出方に注目。
室内なのに砂埃でも立ちそうな勢い。
掃除を怠ったせいでか、砂と誇り、どちらも兼ね備えてるからねーこの部屋。


あいつのサイズに合わせて、腰を低く落とし、ジリジリと詰め寄る様ったら、まるで夏場所。
日馬富士もびっくりの構え方。

結構重度のドライアイかつ、眼精疲労持ちのあたしとしては、瞬きを封じ込めるの、頑張ったと思う。
ちょっと涙出そうだったもん。ウミガメの産卵を思わせるくらいに。

で、
一瞬、あいつが少し横を向いた瞬間、その一瞬を見逃さなかった。

「今!!!」

渾身の力を込めて、あいつに被せた!

やった、、!

捕獲、、!!!

よくやったあたし!さぁそれを!早く!下界へ!!



って、頭では分かってるんだけど、
なんせ床で捕らえたものなのでね。
そんな機敏に動けないの。体は正直ってやつ。

床で捕らえて、そこから四方をビシッと手で抑えながら、スッポンポンのまま窓にスライドする様は、どこから見ても蟹みたいでしたね。ええ。
なんせ袋の中で「ジー!ジ、ジー!!」って暴れてるので、一瞬たりとも気を許せませんから。

で、四苦八苦しながら、見事に窓の外に逃がして、


終わった、、

勝った、、、!!


もうようやっと風呂に入れるーと、
ベランダで一息ついた後、

よっぽど居心地が良かったのか、
逃がしたあいつが「ジジジッ!」って舞い戻ってきて、
網戸にガッシリしがみついてきた時は、
咄嗟にブルース・リーのヌンチャク並の手の動きで網戸越しに威嚇したよね。

手、絡まるかと思った。


いやもうほんと、「ちょ待てよ」
みたいな背後からのアクションしていいのキムタクだけだからなまじで。木村と拓也じゃなくてキムタクだけだからなほんと。

って感じで戦いを終えまして、
ようやっとお風呂に入り、その後数ヶ月、
いつも通り過ごてたんですけど、


2017年、師走。
先日ですね。ええ。


えっと、

実を言うとあの日、捕獲に使った高島屋の袋の中に、友人にしたためたレターが入ってたのね。
プレゼントと一緒に渡そーって。

でもその日、渡すの忘れて、
後日、友人が見てるその場で改めてしたためました。
見られてるなら書くより言った方が早くない??と若干疑問に思いながら。



で、先日です。
洗濯物を干してた時に、蝉を逃がした時の高島屋の袋が、クーラーの室外機の後ろからですね、
紙袋とは思えない生命力とともにベランダ脇から、
カサカサ、って申し訳無さげに、擬音と共に出てきた。
あの死闘を繰り広げた袋が。

蝉事件の後、なんとなくもうあたしの中では過去のことになってたので袋の回収とかね、しなかったんですね。
窓開けたらまた来るかもしれないしなーって。
しかも室外機の裏っぽいところに入ってったしなーって。
引っ越す時でいいかーって。
引っ越す予定ないけど。


で、
結構、袋の中のレター的にも、まだまだいける、読める、みたいに現役感出てきたので、
一応、友人に一部始終包み隠さず事情を話しつつ、
「この前あげた手紙と、内容変わらないんだけどねー!」って
でもちょっと受け取って欲しさを醸し出しながら、
おずおずと出してみたんだけど、

「あ!じゃあ大丈夫!」

って、フィギュアスケート並みの華麗さで断られたから、
2017年も華麗に滑って、終わった!!


ってことで今いくよ!2018年!!

お疲れなみんな、お疲れ!

日本中のお疲れな皆さん!お疲れ!
その中でも電車が通勤手段の皆さん!お疲れ!
その中でも不意を突かれてカップルに挟まれちゃった拙者!お疲れ!


やれマックが新商品で生姜焼きを挟んだヤッキーだとか出してる中ですね、
世の課長が部長と係長の板挟みに悩んでる中ですね、
便乗したつもりもないのに、挟まれました。
気づいたらカップルに電車で。


あたし横浜から20分くらいのとこに住んでるんですけど、
いつもなら座れない横浜ですぐ座れまして、
こりゃラッキー!うひひ!と思いながら座ったわけです。
少しスマホに気を取られながら。
言うとWeb漫画に気を取られながら。

したら電車でよくある、
離れてるけど空いてるから別々に座りましょう的なやり取りが目の前で行われていた
ことに、

挟まれる二秒前に気が付きまして、




もうここでまず遅いの。







もっと早く気づけば、あたしがちょちょいと一つ隣に移動し、カップルをカップルとして隣に座らせ、
カップルが漂わせる雰囲気を傍から見守り、
「暑いな今日は。ふふ。」
なんて思いながら帰路につくわけですよ。
甘酸っぺーなって。


それがね、

EXILEがステージで各人のポジションにつくように、
流れるような速さで両隣、着席。
あたしもポジションで言えばセンターを思わせるんですけど、
気持ちはまだEXILEのオーディションにエントリーするかしないかで葛藤するくらい
の、弱さっぷり。



将棋で言えば斜めの角がくるかとおもいきや、歩。
オセロで言えば知らぬ間に黒に角取られてて、1列白。って感じですよ。




完璧に避けるタイミングを逃した。
定時間際に繰り出される打ち合わせくらいの逃げ場の無さ。


えっと、あたし全然この席じゃないと駄目とかなくて、
さっきはたまたま、たまたまWeb漫画読んでて、
主人公がヒロインと一線超えるかどうかみたいな盛り上がりだったから、
夢中になっちゃっただけで、
なんなら座席に限らず、ケツを支えてくれるならなんでもいいっていうか、

あと、空気っつーのも人並には読めるし、
ラーメン屋では麺硬め味濃いめでお願いしたいところを、混んでると麺硬めまでにしとこうと。
茹で時間の短縮にもなるしね!

コンビニで炭酸水とおにぎり2個買ったのに、「袋に入れますか?」って聞かれても、表情一つ変えずに「是非お願いします」って返しますよ。
そこは店員さんとの間柄を壊さないために空気読んで。


入れて欲しいよ!そりゃ入れてほしいよ!
そのままお店から出ちゃったら堂々とした泥棒か
店員に嫌われて入れてもらえなかった可哀想な人か
自らエコロジーを選択した変な人じゃん!

全部嫌だ!!


でね、

あたしがあなたたちを遮ってるっぽいって分かってる。
応援側だよー味方だよー。
交換するよー席。ズレるよー右でも左でも。



でもこのカップル、結構TPOがしっかりしてるお二方でして、
きっと近くのコンビニとTUTAYAでもちゃんと服装変えるタイプ。
あたしなんてコンビニも一駅隣の歯医者も部屋着で行くのに。



控えめなコミュニケーションで収めてくれてる分、
逆に立ちづらい譲りづらい動きづらい。

やや前屈みで座るあたしの頭の後ろ越しで、
アイコンタクトを取ってるカップルへの、遅ればせながらの気遣いで、
あたしが突然、「交換します?席」なんてどちらかに言っても、
「っえ」みたいな微妙な空気が流れると思うんですね。

その前にライオンハートという名の繊細なハートで生きてますから、
控えめなスキンシップくらいじゃ声かけらんないですよ。
もっとこう、ラテン系くらい激しくいちゃついてくれないとっていうか、
サンシャイン池崎くらいの勢いを所望するっていうかね。



今ならクッパにでもさらわれたい。
割とさらわれたい。
あーんいでよクッパー。



あたしの悲痛な思いを知ってか知らずか、
クッパじゃないけどわりと救世主が、きた。





いける、と。
これ以上ない理由だ、と。

席を譲ってあげるべき人。
ごく自然な離席を叶えられる人!!
(まぁ普通に65歳くらいのおばあちゃんなんですけど。)


おばちゃんが視界に入った瞬間に確信した。
誰も傷つかない傷つけたくない出来ればあたしも無事でいたい
って欲求を全てを満たしている。

ここであたしが笑顔で「どうぞー!」って言って!紳出して!なけなしだけど出し
て!
おばあちゃんが「あらいいのよ。すぐに降りるのよ。」って一回ジャブかわして!
それでもあたしが「いえいえ一駅だけでも!」って強めに紳士出して!なけなし全部
出して!
したらおばあちゃん観念して「そう?それじゃありがとうね(にこ)」って言ってくる
から!!
立ち上がってくるっとおばあちゃんと軽くワルツした後に、少しズレた位置に立つ。



完璧だ。完璧なシナリオ。
この計画で大事なのは折れない心。

そこまでのご高齢じゃない場合、
大抵1、2回は遠慮されること、
席を譲ったことがある人であれば、容易に想定が出来る。

たまに忘れそうですけどあたしも営業って職業ですから、
遠慮する人の気持ちとかね、強引さが必要な時とかね、
嫌よ嫌よも好きのうちってね、
なんとなく分かる、気がする。

だからこそ折れちゃいけない。
少し気を引き締めて、3回は遠慮する人だって想定しておけば、
いける。この計画は確実にいける。

グッバイ前傾姿勢!ハローつり革!!



あたしはもう一言目の「どうぞ」をすごいタイミング良く言おうっておばあちゃんが
あたしの付近を通る時にすごいタイミング良く言おうってちょっと少し立ち上がり気
味に言おうってタイミング良く言おうってタイミングが大事だって思ってもうこれは
タイミングの問題だって思って



(きた...!)

(いまだ!!!!)



「どうぞ!」

「あらあらいいのよいいのよ」

「いえいえどうぞ!!」

「いいのよ大丈夫よ」

「降りるんであたし降りるんで!!」

「本当に大丈夫よ、ありがとうね」

「大丈夫ですよ!座ってください!」

「立ってるの好きなのよ」









...うっそーん




みんな〜!
世の中のおばあちゃんが、
皆座りたいって、思ってない?

じゃあ、質問です。

素敵な服を着たモデルさんが、
ファッションショーの場で座っても良いよと言われて、
座ると思いますか?


座らない。立ちたいの。





いやいや待って。あたし折れたわけではないけど、

ちょっと想定よりは断られたけど。

なんならお互い譲り合い過ぎて、
その座席がなんか嫌われ者っぽくなったけど。

おばあちゃんがね、悪いからとか遠慮とか、
そういう気持ちで断ってくるならね、
あたしにも勝機は、あった。8割くらいで確信してた。

まさか「希望」が返ってくると思わなくて、
こんなに輝かしい2文字なのにどうして目頭が熱くなるのかしら。


立ちたい。って、

立てる。じゃなくて立ちたい。って、

したらもう、あたしに残されたカードなんて2枚しかないわけです。

「座り直す」or「ちょっと降りる」

そりゃあもう「あ...そうですか!(にこ)」
って、
「じゃあすいません座りますね!(てへへ)」って、
座るしかないじゃない。









今でも日本のどこかでブルゾンちえみが、
2人のマッチョの足に座っているかもしれないのに、
あたしはしょっと嫌われ者っぽくなった座席に座り直すしかなくてね、
おばあちゃん凛々しく立ってるから。



まぁその後もカップルの慎ましやかだけれども、
時折あたしの頭を挟んで会話をしたり、
LINEでやり取りしてるのか、
ふふって頬を赤らめ合うシーンとかですね。

キリンかな?ってくらいの視野の広さで見てましたから。
Web漫画見てるふりして。








もし今ここでもし救世主のバーガーが現れて、

「おめーなーに熱々のパティ共に挟まれてクォーターパウンダーチーズしてんだよ。
レタス。」

「フレッシュが売りのグリーンが、あいつらのお熱で台無しじゃあねぇか。」

「こいよ。パティも一人ならチーズなんて洒落たもんもねぇが、バンズが上と下にあ
りゃあ、
 やってけるさ。俺とお前なら。」


なんて優しく肩抱かれたら一夜を共にしちゃうかもしれない。
シングルベッドでキツく抱きしめちゃうかもしれない。



なんてこと考えてたら、最寄りについたので
颯爽と降りました。


日本はっていうか
あたしの付近はまだまだ寒いなって思いながら。

名言への共感は時と場合によりましてね。

「自分の力じゃどうにもならないことがあるから、人生面白いんじゃないの。」



っていう、最近同じ人に三回続けて失恋した先輩の、深そうで特に意味は無い発言に、
まさか意味を見出すことになるとは思いませんでした。



仕事で都内に行くことが多く、
移動手段が基本電車なんだけれどね、
やっぱり日によっては朝早かったり夜遅かったりするわけです。

昼間ならユーザー数が多い電車でも、
そこまでの乗車率でなく、吊革掴めるし、
なんなら運がよければ座れて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!
なんて感じで嬉しい時もあるんですけどね。
飛び出ませんけど。

問題なのが通勤帰宅ラッシュに、
乗車率300%の電車に乗らなきゃいけない時ですよ。

いやいや、人飛び出とるやん。

てな電車でもいざ踏み込まなきゃいけない時ですよ。

もう体の様々な可動部分をフルに使って、
こう、自分の位置を確保しながら乗るじゃないですか、身動きは取れないけど安全な位置ってとこを。
多少膝曲がってるけど、、いける!!みたいな。

(余談ですが昔埼玉から横浜まで、
乗車率300%の中をS字になって1時間乗り続けた時は骨盤が一揆起こすかと思いましたね。)



先日、通勤ラッシュの電車で出社しようとした時のことです。



やっぱりドアが開く度に人がびよ〜ん、て飛び出るくらいの乗車率の電車に乗ったんですけど、

いや〜、あたしとしたことが油断したよね!
もうまさに一本とられた〜!
こ〜いつ〜(ツンっ)♪

って感じで、



乗り込む時にめっさ両腕持ってかれて、
というか持ってこれなくて、
両腕が後ろにいっちゃって、
お縄された犯人みたいになっちゃいましてね、
犬夜叉の走ってる時っぽい格好なの。
こう、なんか前傾で。
待ってろかごめ!的な必死な感じ、
結構良く出てたと思う。



で、それはしょうがないと思うんですよね。
誰が悪いわけじゃないし、皆乗りたい気持ちは一緒ですし、気遣いながら仲良く乗りましょうね〜人類皆兄弟、ゆっくり行きましょ人生は!!

なんて思ったんですけどね






目の前のおばちゃんがとても直角に首曲げてて、

あたしと顔向き合っちゃってる。



すんごい丁度いい具合に、
見つめ合っちゃってる。


しかもなんだろう、なんかもう、乗車率の高さに諦めちゃってる感じの雰囲気で、半ば顔が死んでるのね。時の流れに身を任せ過ぎてるのね。今はあなたしか愛せない状態。



それならそれでいいんだけども、
何も触れないんだけども、

それならそれで、



目 を 閉 じ て ほ し い 。





多分見てるけど見てないみたいな感じで意識はないんだろうけど、もうめっちゃ視線ど真ん中なのあたし。

黒目があたしを捉えて離さないっていうか、
距離近すぎてなんならちょっと寄り目っていうか。なんならちょっと怖い。

あたしもあたしで犬夜叉状態かつ、
首を動かすのもままならないので視線を外すわけだけど、

すんごい気になる。

約30cm向こうの目が
すんごい気になる。

こうなったら必死にね、意識ずらすしかないわけです。
心ここにあらず状態にするしかないわけです。

っていうと、こういう時はやっぱ九九っしょ。王道っしょ。

つってまぁ脳内で唱えたりしたりね。

(しろく24ー)

(ししち28ー)

(しは32ー)


(四苦八苦なうー)






九九すら出来ねぇ……






あたしもね、薔薇も恥じらう24ですよ。
そろそろこちらも恥じらう時期でしてね、

降りようと。
電車一本くらいなんだと。
始業5分前、ギリに出社する道だとしても、

あたし今この場にいるあたしを、自分を、救ってあげたい!!

もういいからって、
もう無理に九九を唱えなくていいからって!!


主要の駅で皆がドアから流れ落ちる様に出る時を、ひっそりと待ってたんだけど、





っれーーー?


あたし的にはね、あの江戸時代の「ええではないかええではないか〜」「あ〜れ〜!」
くるくるーっ

みたいなやつを狙ってたんですけど、
やだもう〜激しい〜降りちゃう降りちゃう〜これぞ不可抗力〜☆

みたいなやつを狙ってたんですけど、




なんか、乗ったドアと反対のドアが開くのね。しかも期待する程降りねぇの。
ドア側の少人数が降りて〜また乗って〜の繰り返しで、

全然降りないの。皆さん。
ウェーブなんて起こらず起こさず

the 静止。



「ちょ待てよっ!」

なんてキムタクる気も起きない。


諦めと朝の眠気と同時に意識が薄れていきまして、
もう目の前のおばちゃんに内心語りかけてたよね。



おばちゃん…

今のあたしはきっと数十分前のあなたで…

きっと今のあたしのように四苦八苦した結果が…

今のあなたなのね…

人が相手の気持ちを理解できる時っていうのが…

同じ境遇に置かれた時だなんて、ふふ。


皮肉よ(ね)「降ります!!!!!!」







寄り目だったおばちゃんが凄く力強い声とともに、起きた。
(なんならあたしも起きた。)



さっきまでの時の流れに身を任せきってたおばちゃんからの、まかさの転身。
鳥山明の世界だったら間違いなく髪逆だってた。サイヤってた。


「降ります!!」「降りまーす!!!」

って、寿司詰めの車内を掻き分けて降りる様に、

もう目が奪われちゃって、

目が離せなくて、

っていうかなんか、

意識朦朧としてたからなんかつられちゃって、

あたしもそのおばちゃんが降りれるように協力して道を開けてあげてね、
はい降ります降りますよーどいてどいてーってぐいぐい掻き分けてね。

やったねおばちゃん!下車成功!あたしGoodjob☆

なんて思ってたらね










気づいたらあたしも降りてた。

全然着いてないのに。





去りゆく電車にあんなにも疑問を抱いたのは初めてかも知れません。
あんなに静かに、「…何で?」
と呟いたのも初めてかも知れません。






職場最寄りから遅刻ギリでダッシュする中、
先輩の


「自分の力じゃどうにもならないことがあるから、人生面白いんじゃないの。」



って言葉を噛み締めましたが、

どちらかというと、辛いって感情が大きかったです。





(時と人と感情には流されないようにしなくちゃいけませんね、ええ。)

忘れ物はないですか。見つけにくいものですか。

あたしが泣く子も黙る坂の上に住んでるって話は、まぁ周知の通り。

最近じゃ坂っつってんのに、
崖の上ってジブリっぽいニュアンスで伝わってるけど、
まぁ、それはちょっと置いといてね。

その坂だか崖だかの住居にて、
いささか事件が発生しました。

あたし、二階建て四世帯のアパートに住んでるんですけど、
どっちかってーと二階の方に腰を据えてるんですけど、
二階っつっても三階くらいの地面との距離で、
下着ドロとかもれなく来れない感じなんですね。
きたらむしろ褒めるっつーか、頑張りを労うっつーか。

だからベランダに洗濯物を干す際なんて、
落ちたら大変ですから細心の注意を持って干すんですよ。
洗濯バサミを数えさせたら四世帯中一番だと思う。

とはいうものの、二年も住んでればイレギュラーも多々ありますし
どんなに注意しててもね、
落としちゃうことだってある。人間だもの。

一度だけ、スーツをまるっと落としてしまったことがありまして、
とんだ大捜査線を陽だまりの中繰り広げたことがあったんですけど、

今回、捜査どころじゃない。

文字のニュアンスだけで例えるなら戦場のピアニストっぽい。

激しく、そして切なく。


「拝啓 りっちゃん

先日は、久しぶりに会えて凄く楽しかったです。
あっという間の一日でしたし、
会わなかった期間を取り戻したようなひと時でした。

色々と、話を聞かせてくれてありがとうね。
りっちゃんと話していると、いつも驚きなことがいっぱいです。

ああ、そうそう、りっちゃんが寝巻きで持ってきたロンTね、
ちゃんと洗って保管しときます。

真ん中にでっかく「巨乳」って書いてあるから、
これからも内輪の中だけで着てくださいね。

それでは、次は2016年に。

ゆうこより。」






っていう、友人の忘れ物をですね。
洗ってた。ちゃんと洗って干してた。

「りっちゃん巨乳っつーか微妙の微で微乳だよね〜!笑」

「まじそれ乳か際どいみたいなニュアンス持っちゃってるから〜笑
紛れもなくっつーか紛れ難く乳だから〜!笑」


とかって会話をした思い出がある巨乳Tを、せっせと。


いつも通りの手順でいつも通りのハンガーでいつも通りの場所にいつも通りね、
干してたんですけど、
その日の夜に、いつもと違う風が吹き荒れまして、

朝起きたら見事にホームアローンなの。



え?みんな、どこ行ったの、、?


ベランダの隅とかかろうじて手すりに引っかかってたりとか、
なんとか、ほとんどのメンバーは無事回収したんですがね、

野球でいう、4番がいねぇ。。


はいはいちょっと!ちょっとストーップ!!
たんま!一回たんまねー!!

いやー、まじほんとさー、
小学校で習わなかったの?
どこか出かける時はお家の人に行き先と遊ぶ友達を伝えろーって。

んでもって、何時に帰るかの目安くらいまで伝えとけーって。心配すっから、まじで。

ベランダの下、一階の二部屋のちょうど真ん中あたりに、
巨乳がね、落ちてるんですけど。

そこねー。前もね、一回落としたんだけどねー。
もうね、あたしがどんなことして取ったと思ってんの?


軽く泥棒だったからね?


ほら、一階だから結構簡単にとれそうなんだけどさ、
最初に言ったように、三階建てくらいのテンションで建っちゃってるから、家。

地面と一階の距離感、半端ないのね。
凄く小さい頃に会った親戚の叔父さんみたいなよそよそしさ。

だからスーツをまるっと落としちゃった時なんて、
家からちっちゃいテーブルと椅子と分厚い本とクイックルワイパー持って、大捜査線
ですよ。

事件は現場で起きるねほんと、っつって。

しかも、クイックルワイパーで引っ掛けてとろうとしたら、
あいつ首の部分しか稼働しねーから全然戦力外だったしね。

サッカーにオコエ呼んじゃったよ的な。
腕の長さとか活かせないから。

ましてですよ、
アパートの裏側からベランダに登ろうとしてる奴がいたらですよ、
とにかく明るい安村だって血相変えてきますよ。安心してくださいとか全然通じないから。

そんな過去の実績をね、持ってして、
再トライしろと、、?


あれはもう、繰り返すまいと思ってたのに?

これが普通の、なくなっても問題ないような服だったら、
見ないふりって選択肢もあったのに、

保管しておく側の義務としては、
拾いに行くしかないわけです。
ちょっとした泥棒っぽくなったとしても。

例えばこれが、人に見られても問題ないような服だったら、
一階の人にちょいと事情を話して、
拾うのに協力してもらいたいんだけれども、

あたし、「巨乳T」を見られた後に、
通常フェイスを保てる自信がない。
「ちょっと友人の服が落ちちゃって」なんて理由を添えたとしても、
保てる自信がない。
むしろどんな友人だよって。
それこそ安村かよって。明るいかよって。



で、登りました。
ちっちゃいテーブルと椅子と分厚い本と、
今度はクイックルじゃなくてハンガーを持って。

ハンガーのね、あの引っ掛けるところでちょちょいと、
ちょちょいと取ろうと思ったんですけど、
全然ひっかかんないの。
むしろクイックル的な感じで結構な戦力外。

「、、、二の舞か!!!」って、
人生であんなに力強い二の舞を言ったの初めて。

最後に信じられるのは己のみって感じで、
ほんと気持ち程度な崖の側面のでっぱりを利用して、登りました。
登ったっていうか、ぶら下がったっていうか。
自分家の裏側登るって、そうそうない。

巨乳を救出してからの撤収具合ってったら、
すき屋くらいのスピーディさでしたね。
勤続5年目のエリアマネージャーくらいのスピード出てたと思う。

だって、何が怖いって、一階の人にうっかり出くわしでもしたら、
あたしも怖いけど、相手も怖い。

曲がり角で食パン銜えながら出会うのとじゃ、
わけが違うわけですから。

一度もお話したこともないですけど、
一つ屋根の下に住んでいる者としては、
そこは、親しき仲にも礼儀あり。と。
あくまで紳士に、迅速に問題解決を図らねば、と。

そんな思いで救いだした巨乳Tをね、
また洗って、その子と会った時に持ってってあげたんですけどね、
まぁ、まさかの

「別にあんまいらないからよかったのにー!律儀ー!」

って言われた時には、
あたしも戦場でショパン弾けそうなくらい、
胸にくるものがありました。
(2015年とともに忘年してぇ。)

皆さんほんと忘れ物には気をつけて。


ギリギリで暴かれる対応力をもっとプロデュースしていきたい〜2015〜



あたし、面白いほど引きこもり
でも外に出るのも大好きで
浅田真央でいう、「ハーフハーフ」

実は社交的で生まれついての楽天家って噂の、
9月30日に生まれましてね


見ず知らずの人が友達に少し似てるってだけで、
親しみを抱いて友達っぽい気持ちになっちゃうところとか(社交性)

美容院で「全体的に丸い感じにしてください」っていう
アバウティーなオーダーに対して
ちびまる子ちゃんっぽい仕上がりになっちゃった時も、
「オーケーオーケー伸びればオーケー」
で済ますタイプ(楽天家)




その昔ビーナスが持っていたとされる平等の器具
星座中きっての平和主義
「良いとこ悪いとこ、あるのが自然よ、人間だもの。」

あいだみつおを感じさせるのんびり感かつ、
秤ならではの、優柔不断。
憧れの言葉は「即決」

産まれて飛び出て22年

恋に挫折に親孝行

酸いも甘いもそれなりに

一般的なセレモニーはね、年相応に満たしてきた。
一度は経験しとくべし!っていう話題の輪に投げ込まれても、
一応対応は出来ると思う。

ドラクエのレベル上げ中の停電で知る、保存の大事さ

マラソン大会の「一緒に走ろう」の拘束力の低さ


友達Aの彼氏がいけてない時の「優しそうだね!」
というコメントに込められた、友達Bの苦い気持ちとか

東北大震災で帰宅難民になったので、相談しに行った交番で

警官「なぁ、、俺らに何ができると思う?」
私「いやー、、そうっすねー、、」

逆質問されて、ポリスメンの限界もね、学んだ。

エロサイトをエロサイトと思わずなんら普通に見てたら、
後日届いた請求メールでエロサイトだと気づいたり。

おかしいとは思ったんだよねー。
無料の着メロサイトかと思いきや
「野鳥の鳴き声」とか
「川のせせらぎ」とか癒しカテゴリの中に
「車内の吐息」とか 「電話口の興奮」
とか ん??ってな題名がね、
ちょいちょいあったりしたから。


そんな幾多の経験を乗り越えてですよ
多少の出来事には動じず対処できると、思ってた。


段々コートが必要になる某日
お一人様でラーメンキメた帰り道で、素敵な雑貨屋があったんですよ
ええそりゃあもう素敵な。

そこでドストライクな指輪がありまして、
わーっ!って、わーっ!って、
購入前提で試しにはめたりしてみたわけです。
結婚前提にお付き合いください的なスタンスで。

一番サイズ的にしっくりくるのはどこかなーって、
小指から親指から色々試して、
あっちゃこっちゃ遊び倒して、

で、ちょっと可愛い店員さんに、
「それ可愛いですよね〜!ご自宅用ですか??」

なんて話しかけられたので、
会話のキャッチボールを楽しんでたのね。
巨人の星とかそんな感じじゃなくて、
夕方に土手でコミュニケーションをとる親子みたいな感じで。

「夢は、あるのか?」
「‥‥まーねっ!」

的なね。


時間にして30分くらいかなー。
商品の話からのお酒の話になっちゃって盛り上がる盛り上がる。

「お互いオヤジですね☆」
なんて傷舐めあったくらいにして。

で、その間ずっとさ、
はめてたのね、指輪。


いや、その前に食べたラーメンを
責めるわけじゃあありません。

「ぅぉおおひとり様でぇぇえーーっす!!」って掛け声も、なかなかよかった。
きっぱりと恥じらいを吹っ飛ばしてくれるくらいの声量でしたし。
なおかつ、大変美味でしたし、
硬め濃いめ多め(アブラ)ってオプション付きオーダーに対しても、
「硬め濃いめ油うぉぉおおめでぇぇえ!!!」
ってね、

とても気持ちの良い対応をしていただきました。
(もうちょっと小さい声でも良かったかもしれません。)

身につけていた白シャツを気にかけていただき、
「エプロンっぽいものいりますか?!」
って、

お忙しい中エプロンもご用意いただいたりして。
(っぽいものってところが、多少気になりましたけど。)


塩分高めなこってり系でしたけど、
こってりしつつあっさりというんですか、
押して!押して!そして引いて!みたいな
恋愛に似たような味の駆け引きも、
大変勉強になりましたし、
また行こう!っていう気持ちにさせてくれるような一品でした。
帰り際の「お帰りでーーっす!!ぅぅおおひとりさまでしたぁぁあ!!」って掛け声がね、
「お一人様お帰りです」と「ありがとうございました」が混ざった掛け声だったとしてもね、
まぁいいかなと。



だからね、もう問題があるとしたらこちら(私)側のせいだと思う。
浮腫のリスクがあるのにちんたらしてた私のせいだと思う。

あんなにあっちこっち移り変わり浮気三昧だった指輪の野郎がね、

抜けねーでやんの。

薬指から。



店員さんと話してる間に、
完璧浮腫んでらっしゃる

さっきまであっちこっち飛び回ってたのにも関わらず、
どーれーにーしーよーうーかーなー!
なんてチャラついてたのにも関わらず、
いきなりの一途。

腰据えてくれるのはね、
こちら側としても嬉しいですし、
結婚(購入)前提にね、考えてたってのはあるんですけど、

ちょっと、一回離してほしいのね。
分かった分かったーって、
逃げないからーって、

っていうよりも、あたしもただの指ならそんなに何も、
店員さんに一言声かけてさ、
恥を承知で「ちょっとがっつりハメすぎちゃって、、」とかカミングアウトできるんですがね、

決して他意はない。
他意はないですし、
ほんとただのまぐれっていうか野球でいうデッドボールみたいな位置づけなんですけど、

場所が悪いよね。左の薬指っていうのがね。

そっからったらもう必死ですよ。
出来れば穏便に済ませつつ、
何事もなかったかのように売買契約を交わしたいですから。
右に左に一回転、からの半回転ひねり、みたいな、
内村選手並みのひねりやらなんやらを試してみたんですけど
抜ける気配すらなく
むしろ捻りすぎてなんか腫れてきてね?くらいの締め具合でしてね。

意味なく買う気もないピアスを凝視してるフリをして、
指の腹部辺り、ひねって、ひねって押して!引いて!やってる辺りでは、
黒船来航くらいのテンパりがあった。ペリーきちゃった?って

やばくない?なんかやばくない?
これ例えばほんとに抜けないとして、ちょっとやばくない?



したらさっきの店員さんが、
「他に気になるのありました〜?」って話しかけてきてくれまして、

もうほんと天使に見えた。
パトラッシュと昇るかと思った。
僕もう疲れたよっつって。



店「たまにあるんですよ〜!一昨年もネックレス絡まっちゃった子とか〜!」

店「その前はお客さんと同じでちょっと抜けなくなっちゃった子とか〜!」

私「よくあるんですね〜!!」

とかって返したけど、
もう直近て2年以上前じゃん
全然よくないじゃん
イレギュラーじゃん

んで、そっからその店員さんが、
わざわざスマホで抜き方調べてくれて、
「手を後ろに回すと抜けやすい」って記事をね、見つけてくれて、

やってみるわけですよ、
拘束された犯罪者みたいな格好を。
むし被害者っぽい心境で。


店「いきますよー!、、いっっ、、せい!!!!」

(あ、そこで力入れる?)って戸惑いを交えながらも、



っっぽーーーんっっ!!!

っって、
ようやっと抜けました。

しかもなんか、結構地味な感じで。

全然開かない!ってお茶とかのキャップを、
「ん?」って感じで開けてもらった時みたいな。


あ、抜けたわ。って。


入店から退店まで約1時間。
通常の3倍くらい心拍打ったと思う。

それに比べて、
「他にも色々見てってくださいね〜♪」
っつって立ち去った店員さん見ると、

自分、まだまだ経験足らんわ。って、
あのくらいの場面、一人で解決しなきゃ。って、
また一つレベルアップに繋がりました。

(指輪については颯爽と退店したので買ってません。
 あと数ヶ月したらまた行こうと思います。)
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