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残したい、ピュアなもの。


「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなものは、目に見えないんだよ」

アントワーヌ ド サン=テグジュペリの代表作で
大人が読む児童書で有名な、星の王子様の名言にあるんだけどね

ほんともう
その通り、全然至って違和感も懸念も異論なし、って思ってたんですけど

ありました、違和感どころか事実としてあげられる異論が
生まれて育って本日まで、
時間は嘘偽りなく過ぎまして、
逆に偽っているんじゃないかって疑惑を受けながら、
年齢確認を多々受けながら、
おんとし22周年を迎えました。

ちなみに21歳の最後の夕食は「焼きそば」だったんですけど
具とかほんと、「久しぶり!」って感じで冷蔵庫から出てきた茄子をね
ちょっとアサインしてみたのね

もう、全然、
こちらでいう紅葉マークっていうか
さすがおばあちゃん、、!っていうか
吸収力がね、半端ないの。
焼きそばの色彩を奪う奪うっつって

彩りとかフルシカトで、俄然、茶色。

「あ、えっと…しみた??」

っつー会話しかね、し辛い。

そんな21歳を超えて、22歳もよろしくお願いしますってところで冒頭に戻るんですがね

歯医者でのお話なんですけど
引越してきて始めての歯医者を、
先日体験してきたわけですが、
こう、レントゲンなんか撮られちゃったりしてね、
内面的なってより内部的なって感じで
プライベートなお付き合いってところ、させていただいたと思ってる

まぁその時にちょうど、
普段見えない大事なものがね
見えてきたんですよ

もうほんと、できればそのままピュアな感じでお付き合い希望してた
「ある」けど見えない
服でいう「パンティー」の位置でよかった
大事なもの だけど見えないもの

なんなら「見えちゃいけないもの」っつー位置付けでもいーんじゃねぇの?っていう

親知らずが、満を時してのし上がってきてました。左の奥底から。


もうねーー
バッチリレントゲンに写り込んでますし
先生の診察に至っては
「そろそろね、ぐんときてるね!ぐんぐんきてるね!」
って成長期っぽいニュアンスで伝えられまして




きてるらしいです。ぐんぐん。



チリも積もって22歳
上の方の田舎で、山やら森やら川やらで育ってきた経歴がね
俄然「大丈夫っしょ!」の姿勢を崩さない

小学生の時なんて、兄さん達とエアガンで遊んでる時に
瞼に弾が当たりましたし

中学生の時も、校庭で転んで足に入り込んだ砂を
保健の先生にピンで理科っぽく取り除かれましたし

高校生っつったら、当時雨の日も風の日も共に乗り越えてきた自転車ごと、雪で覆われてた側溝に綺麗に落ちましたし

専門学校の時に至っては、ファミレスの鉄板を足の親指に落としましたし
これに関しては昼時のピーク、
誰も駆け寄ってきてくれないっていう、胸の痛みもありました

最近だと花火を持ちながら走りまして
側溝に見事足をとられ
22歳/女性にあるまじき傷をつくりましたしね


もうほんと、こいつらが「大丈夫」って言えば、あたしきっと大丈夫かもしれない
もし世界中があたしの否定をしても
大丈夫なのかもしれない!

っていう
目に見えない過去の傷たちの全面バックアップを信じて
よゆーよゆー、くらいの面持ちで
半ばサラッと職場の人達に聞いてみたんですけど



「痛いとかってより、工事かな」

って話を聞いて
バックにいたあいつらが一斉に散ってったのを感じて
今まさに、「考える人」より
考えてる自信、ある


「体力つけていきなね、あと(血が止まらないから)
生理の時は避けた方がいいかな!」


っつー、SAW(ソウ)見て貧血起こした私への
ちょっとした贈る言葉かなってのもね、添えていただきまして、


ほんと、心で見えるくらいでいいのになぁ…と
親知らずを抱えながら、
また本を読み返そうと思いました。




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