Level Nine

もう受験生なんだし趣味の
読書も控えつつありましたが
桜庭さんの作品だけは
どうしても読まずにはいられない


悲しい、痛い、近づきたい、
消えてほしい、涙が出る、
喜びを感じる、つまりは、
あなたに、恋をしている。


まだ一章とちょっとしか
読めてませんが現段階で
見つけたぐっときた言葉

思い返せばこんな感情で
人を好きになったのは
いつが最後だっただろう
てかそもそも僕に
そんな感情あるのか?←

なんか久しぶりに
自分の奥底に沈んでいる
乙女心なるものを
思い出さされる作品でした

片思いに苦しむことはあっても
相手が好きすぎて苦しいなんて
僕は今までに体験したことない

今もりょう(彼氏)がいますが
本当に好きか尋ねられたら
素直にうなずけないのが本音

嫌いなわけじゃないです
恋愛ではなく本当に
相手を想う意味での
"好き"がよくわからない

まぁ高校生の分際で
わかることでは
ないのかもしれないけど


りょうと付き合ってから
前よりも増して自分の
曖昧さに振り回されてます

自分の女である一面を
受け入れられるようになって
気持ちが楽になった、
と以前に書きましたが
やっぱり完全に
受け入れられはしないです
今でもたまに迷います

"彼女"なのに普通の女の子と
同じようになんてできなくて
かといって決して女の子に
なりたいわけじゃなくて

僕たちカップルは明らかに
他のカップルと比べれば
特異で少数派ですからね
周りの目が気になります

彼女が男の格好してるって
僕らからすれば普通だけど
普通の人たちからすれば
違和感ありますよね

どっちの性別でもないから
自由なときもあるけど
どっちの性別でもないから
辛いことの方が多い

FTXじゃない人で
FTXを理解してくれる人は
僕の経験からだけで言うと
本当に少ないと思う

実際に僕も
友達の群青以外には
カミングアウトしてません
りょうにもちゃんと
話したことはないです

だから余計このブログが
僕の支えになってます
ここには僕のこと
理解してくれたり
共感してくださる方が
たくさんいますからね

いつかはりょうにも
言えたらいいなぁと
思ってはいるんですが
ちゃんと伝えられるか、
ちゃんと伝わるかが不安

でもまぁとりあえず今は
もっと格好良くなりたい
僕の容姿はまだまだ女だし
あいつ男?女?って言われる
ような人になりたいです

FTXにははっきりした
判断基準がないから
どうしても迷ってしまいますが

性別の曖昧さに迷う
この悩みこそが中性である
証なんだと僕は思います
自分は中性であると
認識すると心が落ち着くなら
それはやっぱり中性だと
ゆうことなんじゃないでしょうか