「ねえ、、コウ、会いたい?」

「会いたいよ。。」


それまで結構ずっと冷静に話をしていたのに
この時初めて、一瞬話せない位に
コウが泣いていました。



最後に泣かせたこと、
絶対許さないと言われて

少しだけ
いつものふざけて冗談言い合う感じになって
笑っていたかな。



「トマト、意地悪な質問していい?
今こうやって別れるしんどさと、
一緒にいながらのしんどさ、どっちがしんどい?」

「え、、、、そうだね、、難しいよ、、
今のしんどさは終わりがあるかもしれないけれど
一緒にいると、、ずっとかもしれないよね」

「ごめん、やっぱり無理!会いたい一緒にいたい!」

「ええ、、?、、コウ、、でももう難しいよ、、」

「ごめん、そうだね。俺からこうしたのに。。」

「、、、」

「じゃあ元気でね、風邪ひかないように。
体に気をつけて。」

「うん、、コウもね。元気でね。」

「はい。じゃあ、、バイバイ」

「うん、おやすみコウ」

「おやすみトマト」



バイバイは言いたくなかった。


いつも夜電話していた時みたいに
出来るだけいつもの様に、自分を保つ為に。


最後の言葉は
おやすみと伝えました。




話題:別れ