席立ってとりあえず一旦
洗面所にて1人会議。


・今日このまま帰るのは気まずい
・2年も楽しく会っていたのに次会えなくなったら嫌
・全て投げ出して久々にそういう雰囲気になるのもありだけど、この一瞬の迷いと欲だけで関係が変に変わったりするのは更に嫌
・もう今迄の関係とは少なからず変わってしまうのは確実

→なら理想の人なんだから、
本当に付き合う事が出来たら、、、。



もう元に戻れないなら
私も切り返していこうと思ったら
スイッチ入っちゃって。

勝負に出ました。





空気は変わらず、
席に戻るなり私の髪を触ったり。



ト「付き合ってないんだしこういう感じダメだよ。
私が部屋に来たのが悪かったよね、、
電車の時間調べる。」

彼「ごめん、好きな気持ちは本当だよ?」

ト「私も。彼氏だったらなーって、
一緒に居られたらなーって思ってたよ。
でも私たちそうじゃないよね。」

彼「怒ってる?」



ねえ、、と言って引き寄せる彼に
応える様にして
少しの間身を委ねていたけど、


ト「ごめん、ほんとにこれ以上何も出来ない。
好きだけど、変な関係になりたくないから、
付き合っていない人とは私何もしたくない。
今めっちゃ複雑なこの気持ちわかって。。」


とは言ったものの
ぎゅっとしてずっとくっついてたの。


ト「好きよ。」

彼「、、、やってみる?遠距離。」


もうね、言わせたのも同然。

だけど待ってた一言。



ト「本当に?」

彼「うん、難しいと思うし
寂しい思いさせちゃうかもだけど。。」


ト「しい、ありがとう。」