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テニスの王子様は、もう言うまでもないのだけど。テニスの王子様たちがいっぱい出てきて争う漫画。
現在はジャンプスクエアで第二部的なものが始まってるんだけど、この第二部に関してはもはやテニスしてない。
この漫画をどう紹介したものかと迷うんだけど、例えば。
第一部の最初の方。ラケットが試合中に割れて、破片で眉のあたりを切ってしまうけがをする主人公。そしてそれを心配して試合中断を打診する顧問。みたいな場面が出てくる。
それが、第一部の最後の方になると。
打球を身体で受けて、全身複雑骨折しながら観客席にぶっ飛ばされる部員の試合を誰も止めようとしなくなる。
あと、普通のスポーツ漫画であればスコアボードの点差を描いて試合終了を表現するところを、この作品だと、コートの後ろのフェンスに血だらけでめり込んでいる人間が描かれて、あ、こいつ負けたんだな。とわかる。
バトル漫画です。
でも、そこまでぶっ飛んでて何が楽しいかというと。
例えば、ドラゴンボールのかめはめ破って絶対出せるわけないのに、読んだ少年たちは割と練習してしまうと思う。自分にも頑張れば出せるんじゃないかとほんの少しだけ期待して。
それと同じテンションで、このありえない技も頑張れば出せるんじゃね?とちょっと夢見たくなるような技がたくさん出てくる。
テニス部の中学生とかで、もはやその技出せなくてもポーズだけ真似るのに必死になったり、台詞全部覚えてて試合中つぶやいたりしてる奴を俺は見たことがある(注 俺ことうさは中学時代テニス部に入ってました)。
ラケットを面が小指側に来る向きで握ってみたり、バウンドしない球を打ってみたり、沖縄空手の縮地法使って一瞬でコート上を移動したり。俺の予想だと、そろそろラケットとかコートとか使わなくなるんじゃないかなと思う。イナズマイレブンの化身同士の対決みたいな感じで。
とにかく絶対できないか、できてもあんま実用的ではないかもしれない技の数々に心躍る、そういう漫画です。
同じスポーツを題材にしてて、描き方がここまで違うのは面白いけど、(主観的に、野球・サッカー以外のスポーツは特に)逆にそのくらい差別化できないと売れないのがスポーツ漫画なのかなと思う。
とにもかくにも、テニスやったことない人もある人も、おもしろいですよっていう紹介でした。
それでは今回はここまで。
あざした。
ほいではでは。
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