いただいたお手紙への返事も書いたので、眠る前に備忘録をば。



話題:香水




大本命だった「李氏の庭」です。
商品説明やレビューを拝見し、とても氣に成っていた香水。
シングルノートらしく香りの変化は大きくないものの、ゆるゆるとした変化はありました。

夏用の香水を!
と思い検討したのですが、つけた瞬間
「うん、秋!めっちゃオータム!!」
と思いました(笑)。
オータム感が強い。理屈では無く何と無くオータム、嗚呼ノスタルジック。
香りは柑橘(金柑?の渋く落ち着いた香り)が立つものの、あっと云う間に煙った香りへ。
……これは手前との相性の問題なのかもしれない。
割りとずっと煙っている。
「水っぽい(ウォータリー)」と云うか「湿っぽい」香り。何かびちゃびちゃしてる(云い方!)。
柑橘は直ぐに消えて、あとは土っぽいような緑っぽいような……だけど柔らかくて甘くて湿った香りが続きました。

「池」「竹林」のイメージは凄く解ります。
その匂いがする訳では無く、「それをイメージして作りました!」と云われたら「でしょうね!わかるわかる!」と返せる、イメージ上のお話ですが。

落ち着いた香りですが、爽やかさでは無く淑やかさが強い心象。
秋の竹林か、はたまた糸雨の煙る雨の日か……。

後半はどんどん落ち着き、且つ穏やかな甘さが残るので好きは好き。
只、香りがか弱いんですよねぇ……。
「かおって!!(ばーーーん!!)」
に成りたい訳では無論無いのですが、香水って周りへのアピール以前に自分で嗅いで楽しみたいじゃあないですか。
そう考えると相性なのか「李氏の庭」は手前には弱いんです。
買ってもいいかな、くらいには思ったのですがこのか弱さは一寸躊躇います。



けんこーさん、夏用香水向いてないんじゃないか疑惑……(・c_・`)