2019-9-20 02:51
サンタマリアノヴェッラ Opoponax
www.santamarianovella.jp
(画像は公式サイトより)
迷ったけれど今宵の寝香水は「オポポナックス」にしました。
あー、冬の香り。すき。
薬草みたいな、枯れ葉みたいな。
焚き火みたいな書斎みたいな、お寺みたいな。
そんな香りです。
水っぽさ……と云うかウォータリー感は皆無。
香水におけるオゾンぽさと云う意味では皆無。
寧ろ乾いた風が頬を切るような、日本の冬にもよく馴染む香りだなぁと思いました。
手前にはミルラっぽさより枯れ葉っぽさが強く出ました〜。
イメージだけで云えば「濡れた樹皮の匂い」ぽくもあるかもです。
グルマン大好きだけれど、それとは別に矢張りウッディも好きです。
話題:香水
そもそも人間嫌いを拗らせた結果「有機物、きらい。人工的な香りを浴びたい!」と思い至ったのが手前の香水スタートでした。
そもそも香水は嫌いでした。
そんな始まりだから、ナチュラルな香りやフローラル・シトラスと云った「多くの人に許容され愛される」香りには眼も向けず、
「グルマングルマン!兎に角グルマン!!或いは何か事故みたいな香り!!」
と突っ走っているんですね(笑)。
只、ナチュラルの度が過ぎているサンタマリアノヴェッラだけは今のところ例外なんです。
昔、花束代わりに贈ったローズウォーター……忘れもしない新宿伊勢丹で嗅いだ、好きでも無い薔薇の香りが忘れられない。
もう、全然媚びないあれ。
まんま薔薇。
生花の青臭さもその儘に、まんま薔薇。
あの媚びない「超弩級ナチュラル」さは、美しいボトルと美しいボックスに全く遜色無く美しいと思いました。
(バニラのハンドクリームもいい香りですけどね)
香水も期待通りのナチュラルさ。
シングルノートはこうであれ!と云う感じ。
あらゆる商品の見た目も美しく、「世界最古の薬局」の佇まいも美しいので氣に成る方は是非。
(※但し全く一般受けはしないでしょうから、そこはお好みで……)
それにしてもこの香水、外に付けて行けるだろうか……たぶんむり。
手前がナイスなシルバーグレーだったなら!
ナイスなシルバーグレーだったなら!!
くっそう!!!
コメントする
カレンダー
アーカイブ
- 2030年12月(1)
- 2023年6月(2)
- 2023年5月(2)
- 2023年4月(2)
- 2023年3月(2)
- 2023年2月(1)
- 2023年1月(7)
- 2022年12月(7)
- 2022年11月(7)
- 2022年10月(10)
- 2022年9月(21)
- 2022年8月(15)
- 2022年7月(12)
- 2022年6月(26)
- 2022年5月(28)
- 2022年4月(18)
- 2022年3月(15)
- 2022年2月(29)
- 2022年1月(15)
- 2021年12月(32)
- 2021年11月(55)
- 2021年10月(53)
- 2021年9月(46)
- 2021年8月(25)
- 2021年7月(33)
- 2021年6月(28)
- 2021年5月(57)
- 2021年4月(63)
- 2021年3月(43)
- 2021年2月(45)
- 2021年1月(44)
- 2020年12月(65)
- 2020年11月(55)
- 2020年10月(55)
- 2020年9月(41)
- 2020年8月(50)
- 2020年7月(66)
- 2020年6月(74)
- 2020年5月(48)
- 2020年4月(67)
- 2020年3月(53)
- 2020年2月(70)
- 2020年1月(90)
- 2019年12月(54)
- 2019年11月(61)
- 2019年10月(80)
- 2019年9月(58)
- 2019年8月(46)
- 2019年7月(67)
- 2019年6月(64)
- 2019年5月(64)
- 2019年4月(49)
- 2019年3月(40)
- 2019年2月(41)
- 2019年1月(52)