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カフェイン


そっとカップに口付ければ
ほら、苦い思いも消えてゆく。






昨日はカフェイン狂のごとく
紅茶を飲んだ。


急性カフェイン中毒の
症状がでてしまって
脆弱な自分の体を恨んだ。


カフェインが私の体を
支配している間は
ある意味では私は自由で
解き放される。


こんな素晴らしいものが
あることに、何故今まで
気が付かなかったのだろう。


盲点だったよ。





かすんで。


話題:もやもや



輪郭線がぼやけて
曖昧になる。

このままでは見失って
しまうかもしれない。
貴方を。







これから遊びに行く。
でも、私の足取りは重い。

昨日からすごく
楽しみだったはずなのに。
 

手足が鉛のようで
支度することさえ
億劫になる。

きっと気が滅入るのは
この天気のせい。

そういうことにして
無理矢理笑顔を携え、
出発する。


瞼の裏


鮮やかな色彩?
そんなもの、ある訳がない。

そこにあるのは黒。

只それだけ。







私という、とんだハズレくじを
引いた貴方が可哀想だ。


申し訳ないという気持ちも
もちろんあるが
他人ごとのように
傍観してしまう自分がいる。


最近、私はどうやら
おかしくなりつつあるようだ。

そのことを告げても
貴方はいつも通り
呑気にしている。




人間とは、あっという間に
転落するものだ。

まるで崖から転げ落ちるように。



私だって例外ではない。
それなのに何故
貴方は私に付いて来るのか。


私は貴方の目に、どんなふうに
映っているのだろうか。





貴方は盲目過ぎると思う。
しっかり瞼を開けて欲しい。
貴方のために。






私は以前のように
元通りになれるだろうか?

いや、むしろ
これ以上おかしくならずに
すむのだろうか?


夢魔


話題:悪夢



一人寂しく眠ることはない。
いつだって夢魔が、側にいる。









最近はおかしな夢ばかりみる。


祖父が死ぬ夢でうなされて
目が覚めたけど、
その後二度寝したら
今度は別の嫌な夢。

部屋中に妖精がわく夢だ。

ぱっと見は蛾にそっくりで
すごく小さくて
何百匹もひしめきあっていた。

カサカサカサ…と動いて
りん粉を撒き散らしながら
ブンブン飛び回り
襲い掛かってくる。 
殺虫剤で駆除してもキリがない。

そのうち私にも殺虫剤の毒が回って
気絶して、そこで目覚めた。




気持ち悪すぎてゾッとする。
こんな妖精、いたら嫌だ。




真っ逆さま



足元に広がる空と
頭上に迫りくる地上。

じきに墜落する。




貴方と会ってきた。
とても心地良くて、もう
全部が夢みたいに思えた。


影のように忍び寄る憂鬱も
そこまではやって来られない。


私はきっと貴方に護られている。

なんて情けないのだろう。
貴方から離れた途端に
みるみる沈んでいく私。


ここから抜け出さねば。
そう思う一方で、だんだん
崩れていくのが分かる。


でも体勢を立て直す方法が
分からない。

なんとかしなければ。


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