今日も猫と添い寝

姉からの突然のマ(ry

件名 妹へ
本文 可愛いでしょう
――END――

シュール、テラシュール。
可愛いと
決めつけてるとこになんか、
ポイントあげたい。
こういうプチ暴君なんか好きだ。


昔、こんな事があったそうだ。

無類のマトリョーシカ好きの姉と
（当時高校生、
マトリョーシカ好きは健在）
珍しいもの好きのかあちゃんが
デパートの
世界民芸品コーナー
に行ったそうな。

中はなにを入れるのその木の筒、
なにってなにだよ奥さんゲヘヘ

なエキゾチックな。
それはそれはエキゾチックな。
変なお香は焚いてあるわ
なんだか精神的にしんどい音楽が流れ出てて

おかあもねぇねも
多分、何かコントロール(笑)
されてたんだろうね、
いっちゃん奥のマトリョーシカ売りの
チャンネーに呼びつけられて
寄ってっちゃったんだって。

で、精神的にしんどい音楽で
本当に精神的にしんどい二人は
あろうことか
一番気味の悪い、魔除けにもいいらしい
マトリョーシカを指差して

「かわいい〜…」

とかね、あぶないよな。

で、去ろうとしたら、
マトリョーシカのチャンネー
「アナタサッキコノマトリョッシカカワイイイイマシタヨネカッテクダサイ」

我に返るおかあとねぇね

「いいい
いいらないです、ね、A！←姉」
「ノーセンキュー、バッド、バッド、ノー」

だがここから
チャンネーマトリョーシカのターン

「ヤスイヨ」

「サッキカワイイイッタヨネ」

「カッテヨ」

「ホントウニヤスイヨ」


もうなんか精神的にしんどい音楽で
今にも死にそうになりながら
いらないいらないと言い続け

徐々にタメ口になりつつあるマトリョーシカに
恐怖さえ覚えて、

世界民芸品コーナーを
抜け出したらしい。

振り返りざま見聞きした

「カッテヨ！！」

の声と形相については
二人とも口を重く閉ざした
トラウマらしい。


そんな思い出があるのに
今回の添付画像、

…マトリョーシカ買ったらしいよ。

潔癖症(笑)のワテクシは
ふと思い立って
扇風機を分解して洗ってみた。

う〜ん、クリ〜ンなエア〜が
マイノ〜ズにインしてくるね〜

イイネ〜いいよチミ〜