絶対に冬獅郎を入れようとすること間違いないだろう。



「隊長!大変です!!」

「あ?どうした松本」

「指令です!」

「指令…?そんなの聞いてないが」

「隊長だけに特別指令ですよ!これです!これ受けてください!!」

「…ジャニーズ事務所、入所‥オーディション…未来のアイドルを………松本、何だこれは?」

「見ての通り、現世のアイドル事務所のオーディションですよぉ♪」

「そうじゃない。これがどうしたと訊いているんだ」

「大丈夫です、履歴書ならもう書きましたし写真もいいのがいっぱいありま‥」

「松本ぉぉぉ!!」

「違います!これは潜入捜査ですよ隊長!!この事務所内に破面の仲間がいると…」

「いるわけねぇだろ!!」

「もぉ〜…いいじゃないですか!受けましょうよ!折角現世にいるんですから!」

「誰が受けるかっ!!だいたい死神が現世でそんな…」

「えぇ〜!だって、未来ある美少年たちが『アイドル』として現世の女の子たちを虜にするなんて、こんなの隊長の為にあるようなものじゃないですか!!」

「人の話を聞け!」

「いいです、隊長が嫌って言っても勝手に履歴書送っちゃいますからね!この隊長の写真を見れば一発合格間違いなしでしょ♪」

「この写真…って、おい!松本!お前一体どんな写真を…」

「じゃあ受けてくれますか?!」

「てめぇふざけんのも大概にしろよ。」

「なら教えませ〜ん♪」

「冗談じゃねぇ!過去にもお前の隠し撮りした写真のせいでどんな目にあったか…」

「何言ってんですか!それこそみんなに大人気だったじゃないですか!」

「そういう問題じゃねぇんだよ!いつもいつも人のこと隠し撮りしやがって、揚句に売りやがっ」

「隊長に隙があるからいけないんですよ〜♪それじゃあ私、この履歴書出しに行ってきまーす♪」

「……松本、外は暑くねぇか?」


「…………………」



あ、なんか長いの書いちゃった。

久しぶりだけど書き出すと止まらないもんね。



「冬獅郎も大変だな〜・・・・」

「でも冬獅郎くん、ジャニーズなんて似合いそう〜♪」



実は一護の部屋だったら尚吉。