ずっと前に、同じタイトルで記事を書いた気がする。



7月27日、バイト先のお隣りのお店が閉店しました。


ウチの店との間にあるのは、壁でも扉でもショーケースでもなく、人が一人通れるだけのスペースです。

だから『隣の店』なんてレベルじゃない。


もう、一緒なんだ。
店名こそ違えど一緒に働いてきたようなもん。


うちの親と同じぐらいの年のおばちゃんがいて、実際その娘さんがうちと同い年で、

その人がすごい良くしてくれていて…。


最終日絶対泣く、と思っていたけど、マジ泣いた。

閉店前から話してて泣きそうだったもん。てか泣いた。


閉店後はもう…業者も入ってきていて退店作業してたからそれどころじゃない感じだったけど、話しててやっぱり泣いた。

それに…あんなに隣で退店作業をやってるすぐ横でこっちは掃除やら弁当整理やらパソコンやら閉め作業をやるのは……なんともいたたまれない、切ない、哀しい気分でした。


こうして、一緒に話すのも、一緒に働くのも、一緒に閉め作業をやるのも、一緒に帰るのも、もう最後なのかと思うと…今でも泣きそうです。

てか涙出てきた。


随分と涙脆くなったなぁ。

うちはあそこではオープン直後からずっと働いていて、お隣りは人は入れ代わってもずっと在って。
おばちゃんはずっと前から仲良くしていて。


あの隣に、違う新しい店が入ってくるわけでしょ…。

認めたくない、受け入れたくない。

業者が作業やってる時も、「持ってかないでよ…!」て想いだったし。


そのおばちゃんにも、いろいろプレゼントをいただいて。

うちからも今までの感謝を籠めて渡した。

店的にも紙袋とか余った資材をいただいて。


本当に、感謝と寂しさでいっぱいです。

今まで2年半、一緒に働けて良かった。



でも、実感が無い…。

今度行った時に、居ないなんて、無いなんて。


でも、隣を見て、その時に、改めて淋しさを感じるんだろうなあ。



前に自分の働いていた店が閉店した時のことを思い出していた。

ウチの店もどうなるか分からない。数ヵ月後に無くなるかもしれない。




今という時は貴重だ。

大事にしなくてはならない。


どんどん過ぎて変化していってしまうのだから。

跡には戻れない。