『あなた』という、やすらぎに包まれて

仕事の合間に　期日前投票をしてきた。



選挙のたびに思うこと。

候補者たちは、頭がおかしくなったかのごとく
愛想をふりまきながら町を駆け巡る。

彼らの口角が上がるのは、
この数日の間だけ。


そんな人ばかりなら、
投票することにそれほど意味はない。





今回は、
知ってる人が出馬していて、
昔PTAの活動などでご一緒したことがある。


珍しく裏表のない方で、
周りからの信頼もあるステキな方だ。
そうとう収入もあったはずなのに、
贅沢はせず、
お子さんたちも勤勉で、

いつも汗だくで地域の活動などに参加して。



ただ…
支持する政党ではない。



でも私は、その人に一票を投じた。

選挙期間中だけニコニコして頭を下げる、
そんなタヌキに興味はないから。






投票所に
腰の曲がった老夫婦がいらっしゃった。


おそらく、ここに来るのも大変だったんじゃないかと拝見したけど、

お二人は、
投票を済ませると係の方に一礼して帰っていった。


こんなマジメなおじいちゃん方の
年金はドンドン削られ、

税金で生活も圧迫されて、


なのに政治家の給料はアップしてるだの、
使途不明だの、
旅行行っただの…





私はサービス業だから、
お客様あっての仕事。
お客様のおかげでご飯が食べられる。




政治家先生は、

何でご飯召し上がってるの？