昨日は遅い出勤だったので、
昼間の5時間くらいをけんちゃんと過ごすことができた。
貴重な時間なのに、
また私は けんちゃんにマッサージしてもらいながら寝てしまった。
ん〜…(-ω-;)
昔のブログに書いたことがあるけど、
私はけんちゃんの香りを嗅ぐと癒やされる。
けんちゃんもまた、私の香りで安心すると言う。
彼はいつも私のこと クンクンしてるんだけど(^^;)
けんちゃんが帰省する時とか、
学会で留守にする時
離れてもお互いを感じられるように、
私たちは衣服を貸し借りする。
今回も3週間会えないから
私は自分のモノに いつも使ってる香水をふって、
けんちゃんに貸してあげた。
彼は、ブ○ジャーがいい!
って言ってたけど、
そんなものご家族に見つかったら大変だし( ̄∇ ̄)
『けんちゃんてば、
JKの下着集めてる人と そう変わらないよ(^◇^;)』
『違いますよ!
僕は、健全な変態ですから(゜ロ゜)』
結局、やらしくないインナーを渡した。
しかし…
香りが消えないようにと、
ジップロックに大切そうにそれをしまう姿は
やはり変態( ̄。 ̄;)
けんちゃん、
いつかその変態ぶりを写真に撮って、
キャンパスの掲示板に貼ってあげる(・∀・)
けんちゃんの出発まで
あと3日。
一昨年前だったか、
ホワイトデーを過ぎた頃
けんちゃんは 私にプレゼントをくれた。
『これ、遅れちゃいましたけど、ホワイトデーの…』
一冊の本だった。
表紙の写真は、
見たことあるような景色。
折り目がつかないよう そーっと開くと
写真集だった。
『あっ!
これは(゜o゜;』
『はい、製本してみました(^◇^;)』
けんちゃんは、趣味で写真を撮っている。
研究のために、いいカメラを買ったのだけれど、
そのうち風景も撮るようになって。
二人で出掛ける時も
花を撮ったり、川や橋を撮ったり。
片目をぎゅっと閉じて、一生懸命シャッターを押しては確認して…
撮ってる時は私のことなんてそっちのけだから、
じっとけんちゃんの横顔を眺めてる。
私は写真に関して素人だけど、
けんちゃんの撮る写真は美しくて、色んな表情があって…
とてもステキだと思う。
彼は、撮りためた写真を、
オリジナルの写真集にしていた。
もらった写真集は
『四季』がテーマになっていて
夕焼けでオレンジがかった桜の花。
今にも水がはねてきそうな水面。
燃えるような紅葉や、
金色のイチョウと青空とのコントラスト。
いつも見慣れてるはずのこの街の
春・夏・秋の風景が、
とてもお洒落に切り取られて…
でも、
ここは雪がめったに降らないところ。
冬の景色は?
次のページを開くと、一面の銀世界。
『ぅわ〜! これって…』
『実家に帰った時に撮ったんですよ。
ここは雪が積もらないし。
これでやっと、四つの季節が揃いました!』
『これに、カメラマンさんのサインを頂きたいわ(^^)』
『サインて…(^◇^;)
これ、ねーさんと僕しか持ってないんですよ!』
世界にふたつしかない写真集を、
けんちゃんと私が持ってるって…
二人だけのもの…?
その写真集は ベッドの隙間に置いてあって、
時々寝る前に開いて見ている。
嫌なことがあった日も、
とても優しい気持ちになれるから。
これは、私の宝物なの。
ぁ…、
カメラマンさんのサイン、
まだ頂いてなかったわ。
私は
聞き違えたと思って、
『えっ?』 と、彼にもう一度聞いた。
『赤ちゃん出来てても、
それはそれでかまわないって言ったんですよ。』
『(。・・)
…やあね、けんちゃん!
私がけんちゃんの赤ちゃん産むってこと?』
『そうですよ。
僕は産めませんから(^◇^;)』
『や…やだ、けんちゃんたら( ̄∇ ̄;)
変なこと言って!』
『何が変なんですか?
僕は…それくらい真剣に、ねーさんとのこと考えてるってことですよ(゜ロ゜)』
『ん?(。・・)??』
『それくらい好きってことですよ!
あーーっ!
なんか伝わってないみたいだから
ビシバシお仕置きですね〜( ̄。 ̄;)』
真剣に考えてる。 とは?
真剣に考えてる?
ぁ、
これもきっと聞き違ってる……
更年期もそこまで来てるというのに、
恥ずかしながら、先日妊娠を疑ってしまった。
けんちゃんと会った数日後
まだ時期ではないのに基礎体温が上がった。
しかも、高い体温は長く続いて いっこうに下がらない。
じゅうぶん気をつけてはいるけど、もしかして…
けんちゃんも、微熱が続く私を心配してくれたので、
つい喋ってしまった。
きっとこういう時、男性はオロオロしたり 本音が出たりするんだろうけど、
けんちゃんはいたって冷静で、
少し様子みて調子悪かったら病院に行ってください。
それだけだった。
昨日、ちゃんと来るモノが来て(^^;)
今思えば、体調不良での微熱だったのかもしれない。
それをけんちゃんに報告した。
『けんちゃん、ちゃんと来ました!
赤ちゃんじゃなくて よかったね(^^;)
心配かけてごめんなさい。』
『ぁ、そうなんですか!
でも〜
僕は赤ちゃんでもよかったんですけど…(^^)』