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やらし…

やっと夏っぽくなってきた。


この時期は仕事がとてもハードで、
体は疲れてるのになかなか寝つけないことがよくある。

年齢的なものもあるんだろうけど。




でもやっぱり、
けんちゃんちのベッドだとよく眠れる。


とっても静かだし、
けんちゃんの香りや
私の背中に回した手とかが、

心地よい眠りに誘ってくれるんだと思う。



いつものように愛し合って
お喋りをしてた。

最近買った香水の香りがふわっとしたので、けんちゃんの胸元に顔を埋めて、
そこから響くけんちゃんの声にうなずいてた。



その後の記憶はない( ̄∇ ̄)



『ぁ…

また寝ちゃった(´・_・`)』




ずいぶん長く寝ていたようだけど、
けんちゃんは私が起きるまで待っててくれて。


彼はその間ずっと、
私の身体を撫でながら、

髪や首筋をクンクンしているらしい。





目が覚めて、
再び彼の胸元に顔を埋めた。



『さっき、
そうやって寝てしまいましたよ。

僕のアレ 触りながら( ̄∇ ̄)』



『… ウソだ!
私、そんなことしないもん(-ω-;)』




『ホントですよ(^◇^;)

やらし!』




無意識って、コワイ。


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