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友情が、友情じゃなくなるとき。

けんちゃんと
『友達』になった夜から5日後。


同い年の男友達に、食事に誘われた。

もうかれこれ10年来の友達、Nさん。


彼は、
以前勤めていた会社の同僚で
とっても気が合うので、

よく食事には行っていた。



彼に出会ってから、
男と女の間の『友情』ってのも
あり得るんだなぁ…って思った。


きっと彼とは、
裸で寝てても何も起きない。


そう思ってた。



その夜、
ちょっと大人な居酒屋に行ってみた。
前から気になってたお店。

私は飲めないから、
Nさんの家まで車で迎えに行き、


『今夜は飲んで!
私が送り届けるから。』

『いいの?
じゃ、お言葉に甘えて〜(^^ )』




さすが人気のお店。

テーブル席は満席で、
カウンター席になった。


ま、
いい歳のオジさんとオバさんが、
顔を付き合わせて座るよりいっか。



二人並んで
職場のこと、
子供のこと。
老後のこと…


他愛もないことを語り合った。




彼も私も バツイチ子持ちだ。

同じ年頃の子供がいるから話も合う。

うちの娘の武勇伝を話すと、
いつも爆笑してくれる。



Nさんは上機嫌で、
けっこうお酒が進んでた。

気づいたら、
ピッタリくっついて座ってる。

なんか、   近い。




そろそろお開きにしようというところで、
私が化粧室に行ったら、

その間にNさんが会計をすませていた。


『やだっ!  いくら?』


『いいよ、
今日は迎えに来てもらったし。

じゃ、次は割り勘ね(^^ )』



いつも割り勘だったのに。
申し訳ないな…



ほろ酔いのNさんを乗せて、
車を走らせた。






Nさんの家の前まで来たけれど、

そのまま車内でお喋りした。



もう何時間も話しているのに、
ネタは尽きない。



『そろそろ帰してあげないと、
明日に響くね(^^;)

今日は送ってくれてありがと!


じゃあ〜…』





Nさんはそう言うと、

体をこちらに向けて私を抱きしめた…


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